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花が咲きやすい条件

ハウスでは最低温度の設定を上げたことや、気温が上昇してきたこともあって
ジャボチカバの花が次々と咲き始めました。
今日はその中から鉢植えの小葉系ジャボチカバの様子を紹介したいと思います。

上の写真は小葉系ジャボチカバ全体の様子です。写真ではあまりよく見えないのですが、幹に花と実がぎっしりとついています。

もっとクローズアップしてみると、

枝の先端は爪楊枝ほどの細さですが、そんな細い枝にも花が咲いているのがわかります。
この小葉系は、根詰まりをおこしているか、栄養過多で木の状態があまりよくありません。他の果樹でもそうですが、樹に負担がかかると花が咲きやすくなり、思いもかけない場所でも花をつけることがあるようです。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-03-13 19:58 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

ジャボチカバの蕾と実の利用について


大葉系ジャボチカバに蕾がついてきました。
今のところハウスの中は朝晩6.0℃台まで気温が下がっていますが、3月にマンゴーが開花するとハウス内の最低温度が23度、24度となるように加温します。そこでマンゴーの恩恵を蒙るジャボチカバがいく株かでてきます。今年の実はいろいろな加工をしてみたいと思っています(ジャボチカバの結実には最低気温15℃以上が望ましいです)

最近ジャボチカバのことで新たにわかったことがあります。それは1月に実がなったジャボチカバで、幹にくっついたまま干からびていたものを試しに食べてみるとドライフルーツのナツメやレーズンを思わせるような甘みが感じられたことです。完熟した後、少し日が経ったジャボチカバは過発酵の時に感じる酸臭があるのですが、完全に乾いてしまうと保存食のような食感です。
しなびているので外観は人の眼をひきつけ難いですが用途は広がりそうです。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-02-26 21:38 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

絶妙な実生苗


4年程前、選別した小葉系ジャボチカバの実を蒔いたところ、一般的な小葉系の葉よりも更に細く小さな葉をつけるジャボチカバが登場しました。現在の樹高は約70cmで生育は良好です。小葉系の葉は大葉系に比べると葉が小さくフサフサとしていてフェミニンな外観ですが、今日のジャボチカバはさらに繊細な葉が出ています。蒔いた種を育てると思いもしないような美しい葉が楽しめることもあるんですね。

鉢が小さくなったジャボチカバの植え替えを行いました。
沢山の苗の管理は行き届かないので良い苗だけストックでおくように苗の整理も続けています。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-01-29 21:52 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

アッスー1の萌え


写真はジャボチカバの品種の一つ、アッスー1の新芽の様子です。
去年までの古い葉には炭疽病と思われる病変が点在していましたが、新芽は美しい淡い緑茶色が展開しています。この葉は他の品種とは違って葉の縁がフリルになっています。そして新芽は遠慮がちに全て下向きに出てきます。林の下で見られるキクの仲間のヤブレガサの新芽を連想させます。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-01-18 00:15 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

実だくさんのジャボチカバ

例年では1月のジャボチカバはポツポツと生っているだけですが、今年は暖冬の影響か、土の改良が功を奏したのか、生りは絶好調です。

画像は現在の大葉系ジャボチカバ

1月12日付の農業新聞<トレンド’08>で、全国の卸売会社やスーパー、生協、専門店に対して果物174品目・品種の中からこれから消費が伸びそうな果物についての調査を行った結果が出ていました。調査によれば、消費の伸びが期待される果実の条件は「甘さ」「集客力」だそうで、その中でマンゴーは女性と若者の間で共に1位、子供でも3位に入っていました。高齢者では1位にリンゴ「シナノスイート」、2位リンゴ「シナノゴールド」 3位ミカン「ゆら早生」と、リンゴが人気のようで、古い品種は更に淘汰が進みそうだとの事でした。

ジャボチカバの生の実は市場流通が無いため、一般の消費者には存在すら知られていないのが現状ですが、甘さと奇抜性(マニアック性)において一度は食べてみる価値がある果物だと思っています。トレンド’08の最後に日本果物商業協同組合連合会の林武幸会長のコメントで<消費者が成熟してくると、人と違ったものを食べたいという欲求も出てくる。レギュラー品よりもブランド品、さらには珍しい果物を求めるという傾向がある>と結んでいたことは、これは果樹農家にとっては大いに示唆に富んだメッセージのように思いました。
(AYA)
by mgarden2 | 2008-01-13 22:46 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

ジャボチカバの植え替え

今日はハウス内の整理とジャボチカバの植え替え作業を行っていました。

代表はハウスの果樹にとうがらし+ニンニクエキスを撒布しました。
撒布中、タンクの中でぷかぷか浮いていたニンニクの破片が噴口に詰まって出が悪くなりました。ニンニクは濾し器で処理をした後で撒布液に混ぜた方が良いのではないかと思いました。

ジャボチカバは大葉系+小葉系を4号鉢と7号鉢に植え替えています。
根が絹糸のように細いため、マンゴーや茶の木と違って乾燥には耐えられないように出来ているようです。根が回りすぎて鉢の下にはみ出してしまっている苗は植え替え時に根が切れてしまいます。そうすると数十分で葉の方がしなびてきてしまいます。
植え替え時は根を切らずに、又、水持ちや通気性をよくするために衣土+堆肥の他に赤玉土を混ぜると良いと思いました。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-01-11 21:01 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

ハウスの冬支度とジャボチカバ植え替え

寒さも一段と厳しくなり、昨日からハウスの暖房機が作動し始めました。
今日はハウス内中央にビニールカーテンを吊り、暖房面積を狭くしました。

上の写真はハウス南側のマンゴー鉢とハウス中央に吊るしたビニールカーテンです。
カーテンの文字の下に見えるピンクのかごの中にはジャボチカバ天然酵母パン用の元種が入っています。ジャボチカバ天然酵母パンについてはまだまだ試作なので農家日誌で紹介しているところです。明日には酵母が出来上がるので、ジャボチカバ天然酵母使用のシンプルなパンとりんご入りパンを焼いてみる予定です。焼けたら更新しますので、どうぞ楽しみに見にいらしてください。

ジャボチカバ苗は良い苗が無くなってきたので最近は3号苗のジャボチカバの植え替えを行っています。植え替えには内城菌入り完熟堆肥を混ぜて土を作っています。頑張って在庫を増やしているところですが、苗が落ち着く春過ぎまで苗の発送はお休みします。(今期苗を買ってくださった方々、どうもありがとうございました。冬場は管理が難しいかもしれませんが、環境をなるべく暖かくして無事に越冬させて下さいね。)

今日は植え替えた4号鉢のジャボチカバの中から1つ苗を紹介します。

このジャボチカバは高さが30cmほどありますが、その割に葉の数が少ないです。これは、植え替え前に密植状態で下枝が枯れてしまったものです。それでも上の方は葉が繁り、根も元気な苗だったので植え替え前に上の枝を剪定して樹形を整えました。何より私が注目したのは、幹の真ん中に橈(た)めが効いていているところです。葉が繁ってくれば見栄えもしてくると思います。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-12-06 21:09 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

今日のジャボチカバ

b0028299_20245141.jpg腰を悪くして一週間、あまり仕事をしませんでした。果樹ハウスのボイラーは最低温度を7度に設定してしばらく経ちますが、今期はまだ稼働していません。燃料の価格高騰を思うと充分な加温ができません。私自身がハウスの中にいて寒く感じるのですから、南国果樹のマンゴーはもっと寒く思っているに違いありません。
今日は、多分今年最後であろうジャボチカバのまとまった開花が見られました。ハウス内の最低温度が一桁台となっていますから、今なっている幼果は熟すまで生育するでしょうが、今日咲いた花はおそらく結実しないまま終わってしまいます。アッスーやアッスー・ワン、小葉系も蕾をつけていますが、開花するまで生長するのは無理でしょう。来春再度蕾を着けてくれることを期待しています。(代表)
by mgarden2 | 2007-12-03 20:54 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

今日のジャボチカバ

b0028299_1940384.jpg台風20号の影響で雨の一日でした。やりたいことはいろいろあるのですが、午前中は伸び放題になっているジャボチカバの剪定をし、午後はミカン出荷用の資材の買出しのついでに花屋巡りをしました。珍しいものではないのですが、実を沢山ならせた豆柿(老鴉柿ではありません)の鉢植えがあったので購入。
ジャボチカバという果樹をどのように栽培し利用するか、イメージは出来上がっているのですが、他の作物の栽培との兼ね合いや投資の問題などいろいろなハードルが立ちはだかり、なかなか前に進めずにいます。ジャボチカバを導入してすでに5年目となりました。時間だけが過ぎてゆく感がありますが、最近次のステップに向け動き出しました。あとどれだけハードルを乗り越えればよいのでしょうか。ひょろひょろだった苗木もずいぶん立派になりました。(代表)
by mgarden2 | 2007-10-27 20:11 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

ジャボチカバの欠点について

秋晴れの一日でした。秋整枝とみかんの出荷を平行して行っています。
今日の農業新聞を読んでいて少し気になった記事がありました。それは、サイエンスコーナーに載っていた<ジベ不足で葉が黄化>というトピックスです。ジベレリン水溶液をアルストロメリアやスイセンなどの切花に吸収させると葉の黄化を防ぐことができたり、エチレンの合成を抑えることで花持ちをよくしたりする効果があるという説明です。ウィキペディアでは<ある種の植物ホルモンの総称である。生長軸の方向への細胞伸長を促進させたり、種子の発芽促進や休眠打破の促進、老化の抑制に関わっている。>
という、生産者にとっては多様な用途に使えそうな興味深い物質です。

今では種無しブドウを作る過程ではジベレリン処理が行われていますが、ジャボチカバでも<種無しジャボチカバ>が作れないものかなぁ、とずっと考えていました。実際にジャボチカバを食べたことのある日本人のお客様からは「ジャボチカバは甘くて美味しいけれど大きい種が欠点だねぇ。」と判を押され、種の大きさと肉離れの悪さが評価の上がらない原因になっています。ブドウの場合は房ごとジベレリン水溶液につける作業によって種を作らずに実だけを肥大させる技術が確立していますが、ジャボチカバの場合は花期がいつ来るか予測できず、1本の樹で下の写真のように花の段階、幼果の段階、完熟果の段階があり、ジベ処理時期を特定できないことがネックです。ジャボチカバを苗から育てて家庭で収穫を楽しまれる方には種も目に入らないぐらい可愛く、美味しく感じられることをただただ祈っていますが、ジャボチカバでもジベ処理使用許可が下りて種無し品種にむけて改良が進めばジャボチカバファン層はもっと広がると思うのです。

写真は2003年の3月に撮影したジャボチカバ

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-24 21:11 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)