2010年 07月 30日 ( 1 )

上海見物其の二

          私はこれで上海万博をドロップアウトしました

カバです!(バカ!?)
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  14.5キロのカバは片手では提げて歩けません。肩に担いで会場内を歩きました。あとで取りに来ればいいと言われても、なにしろ会場が広すぎて戻るのも一苦労

石造りのカバを買い込んでヘタル私。
根性が足りないかも?
結局私が入ったパビリオンは、このカバがいたアフリカ連合館ひとつのみ。重たくて歩けません。
日本からわざわざ出かけていって、たったひとつ、それも半分も見ていないだろうに、カバに捉まってドロップアウト。
ジンバブエのブースでこのカバと目が合ってしまいました。日本まで連れて帰りましたが、帰国後インターネットで調べてみて、ジンバブエがどういう国かということを少しばかり知り、なんとも複雑な思いを抱きました。英語と中国語と計算機を駆使(?)して商談成立。マダムと私、カバを包み、受け取り、お互いにありがとうを言い別れました。
もう歩きたくないという思いは、そこにたどりつくまでに体力を消耗していたということもあります。これは、この万博を体験した人にしかたぶんわかりません。

EXPO2010 SHANGHAI CHINA、中国では中国2010年上海世博会と言われています。普通の会話では「世博」。日本語にすれば「万博」です。
ホテルが上海駅の隣りだったので、上海駅から万博会場まで直行バスで行きました。乗換えがあっても地下鉄にしておけばよかったと、万博会場を去る際にちょっと悔しい思いをしました。入場ゲート前はすでに気が遠くなるほどの人で埋まっていて、9時の開園時間が待ち遠しく感じられましたが、9時を回っても行列は亀の歩みで、入場できたのはもうすぐ10時というときでした。順番が回ってきてわかりましたが、荷物と身体別々のX線による検査に加え触ってのボディチェック、飛行機に乗る際よりも厳しい検査を一人一人に行っていました。私はバッグの中にペットボトル入りの水を持っていましたが、これはなにかと聞かれて水と答えると、ちょっと飲んでくれと言われてひと口飲んでOKが出ました。息子は万歩計で引っかかり、私が詳しく説明しましたが、その係官は万歩計自体が理解できないようで、結局危なくなさそうということで無事通過できました。
入場してからがまた大変。会場は黄浦江を挟んで南北に分かれているので、私たちは船に乗り人気パビリオンの並ぶ対岸へと向かいました。船を降りてすぐの場所に日本館や韓国館がありましたが、並んでいる人の数を見て瞬時に答えが出ました。会場内にはときどき待ち時間の報告が流れます。中国館、日本館、韓国館・・・人気パビリオンは3時間から4時間待ちです。

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  圧倒的な迫力で会場に君臨する中国館。外観だけを見物

そんなわけで会場東側アジアの国々のパビリオンエリアから、一番西側の南米諸国、アフリカのパビリオンのあるエリアに移動しました。喉が渇いたので食べたソフトクリーム15元、移動のために乗った電気自動車一人10元(上海駅から会場までのバスは2元)。昼食時も、Tシャツを買ったときも、コーヒーを頼んでも、日本と同じくらいのお金がかかります。外の物価よりは3~5倍高く感じられましたが、そこはお祭り!すべて楽しんでしまいましょう!
アフリカの国々のパビリオンも行列ができています。そんな中、アフリカ連合館は行列なし!それでも館の中はものすごい人の数でした。自国のパビリオンを持たない国のブースというのでしょうか、いくつもの展示場と民芸品の売り場があります。布、木、石を使った民芸品が多かったのですが、なぜか食料品は見かけませんでした。あるいはあったのかもしれませんが、満足に見学しないうちにカバに捉まってしまった私は、その時点で身も心もドロップアウトとなりました。

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  客でにぎわうエリトリアブース(アフリカ連合館)

会場内には数え切れない数のベンチと日よけのパラソルがあります。当日はときどき小雨のぱらつく天気だったので、思いの他涼しく感じられましたが、カバを担ぐと汗が出ます。もう歩きたくなくなってしまった私は、カバを(高すぎて硬すぎの)枕にしてベンチで昼寝をすることに。その間に母や子供たちは3つのパビリオンを回ってきました。
最後にトルコ館の脇にあるターキーカフェ(?)で、皆で涼んだあと会場をあとにしました。白い壁に投影される風景のビデオ、いつの間にか現れた生バンド、中国人のウェイトレスさえ不思議と溶け込んでいて、模擬体験のトルコを満喫しました。息子は外でドンドルマのアイスを食べてカフェに戻り、娘と二人愛知万博を懐かしんでいましたが、私の愛知万博の思い出はワニバーガーとちょっと口に合わなかったカムカムソフトです。

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  ターキッシュコーヒー。上澄みを飲むということを知らずに、最後はごほごほの羽目に
地下鉄万博専用線に乗り会場の外に出ました。3時半の時点で、本日の入場者数42万・・・人という数字が車両内の液晶パネル掲示板にありました。海外からの見学者も多いかと思いましたが、入場者のほとんどは中国人でした。規模の大きさ、人の多さに圧倒された上海万博。もう少しゆっくり見学できれば思い出もさらに増えたことでしょう。(代表)

続く
by mgarden2 | 2010-07-30 21:35 | 農家の暮らし | Comments(0)