赤か白か? 白から赤か?

ハウスでは最低温度を17度まで上げてきています。
先日は日中39度になった日もあり、マンゴーの花が幾つか開いてきました。

上の写真は立ち上がっている力強いマンゴーの花穂。
今年は去年よりも太くて立派な花穂が多いように感じます。

下の写真は受粉後のマンゴーの子房の様子です。

今は子房が緑色ですが、約4ヵ月後、生長肥大して果実が熟してくると赤い色になります。

ところで、今日のブログで一番書きたい事は下の写真のコメントです。

雌しべが2つ以上ある不完全花を撮ってみましたが、○の枠の中の花びらの色は白、又は赤色になっています。一つの花穂の中で赤花白花が半々で混じり合って咲いているのですが、今まで私はアーウィンという品種は、インドでの原種生活時代に白い花ができる品種のマンゴーとの交雑があったのかと思っていました。今日、その話を父にしたら、<マンゴーの花は最初は白っぽいけれど、去年見ていたところ、時間が経ってくると赤くなってくるようだ。>と話してくれました。
花の種類の中にはニオイバンマツリのように開花した後時間が経つと紫から白に変わるのもあるのでマンゴーの赤花は老化現象の表れなのかもしれません。それとも、黄色い実のマンゴーの花が白地の花びらをつけるように、アーウィンにも白花を咲かせる元があって、その白花は枯れるまで赤くはならないのでしょうか?とても気になります。今日はマーキングをしてこなかったので、明日のハウス作業の際に幾つかの白花にチェックをしてこようと思っています。

美味しい実がなれば花の色なんてドーデモいいじゃん!?
(AYA)
by mgarden2 | 2008-03-30 20:29 | マンゴー | Comments(0)
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