目覚めた庭のジャボチカバ

去年の暮れに枯死寸前になったジャボチカバの株を1年草と寄せ植えにしました。
その鉢を冬の間庭の軒下で育ていましたが、今日はそのジャボチカバに変化が
出てきたので写真で紹介したいと思います。
下の記事は去年12月18日に書いた農家通信からの抜粋です。
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耐寒実験中ジャボチカバの寄せ植え


<熱帯果樹が温暖な静岡の寒さにどのぐらい耐えるか>って
育てていると気になるところです。
我家では新しい植物がやってくると苗を家の北側や南側などに置いて
生育の違いを実験をすることがあります。12月半ばを過ぎて、
静岡でも5℃を下回る朝を何回か迎えました。
ジャボチカバも今まで露地で観察をしていましたが、
茶色の葉になって枯死しそうになってきました。
けれども根は元気なので、明るい1年草との寄せ植えをして軒下に
入れることにしました。(お花ふさふさのきれいな寄せ植えでなくてすみません)

うまく育てば来年の5月頃には新芽が出てくると思います。
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上の写真のジャボチカバは冬の3ヶ月の間、実験のため加温も与えられず、茶色の葉をかろうじて枝にくっつけている状態でずっと過ごしていました。生きているのか死んでいるのか、毎日心配しながら様子をみていました。そして今日、注意深く見てみると、枯葉に見えていた葉の中心部が緑色に変わってきていました。ジャボチカバは常緑樹の仲間なので、相当の寒さに長時間当たらなければ、葉が茶色くなっても葉を落とすことはないのですね。霜の降りない軒下ならば生き続けることができるようです。
冬の間は寒いし日照時間も少ないので広葉樹の役目である葉の気孔も葉緑素も働かないように茶色に化けていたのかなぁ、とも思いました。なんだか騙され続けていたような気分です。何はともあれ復活して良かったです。

冬眠から目覚めた庭のジャボチカバ

(AYA)
by mgarden2 | 2008-03-16 20:40 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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