マンゴーの摘蕾


今日の写真はマンゴーの新芽の様子です。
この芽から花穂が伸びて行くのですが、予想でいくと今の温度管理下では2月下旬~3月上旬の開花になります。花が咲いたら最低温度を25℃に維持しなければなりません。静岡の3月は平均気温が10℃ですから(静岡気象台調べ)、そうなると一日中ボイラーを回さなくてはならなくなります。
 そこで、花芽の時期をさらに数週間遅らせるため、今日は一斉に花芽を摘みました。
開花時期を遅らせ、3月下旬の受粉ー実の肥大時期に充分な加温をしていく計画です。
 これは、過去に我家で12月や1月に花が咲いた時に、重油代をケチって成長初期の段階でしっかりと加温しなかったため、良いマンゴーがとれなかったという経験を反省しての新しい栽培法です。マンゴー農家で2月の花芽を欠いてしまうところなどは我家だけでしょうか?
それでも、初期成育が順調ならば、去年同様7-8月の出荷ができるのではないかと見込んでいます。

(AYA)
by mgarden2 | 2008-02-08 20:55 | マンゴー | Comments(0)
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