実だくさんのジャボチカバ

例年では1月のジャボチカバはポツポツと生っているだけですが、今年は暖冬の影響か、土の改良が功を奏したのか、生りは絶好調です。

画像は現在の大葉系ジャボチカバ

1月12日付の農業新聞<トレンド’08>で、全国の卸売会社やスーパー、生協、専門店に対して果物174品目・品種の中からこれから消費が伸びそうな果物についての調査を行った結果が出ていました。調査によれば、消費の伸びが期待される果実の条件は「甘さ」「集客力」だそうで、その中でマンゴーは女性と若者の間で共に1位、子供でも3位に入っていました。高齢者では1位にリンゴ「シナノスイート」、2位リンゴ「シナノゴールド」 3位ミカン「ゆら早生」と、リンゴが人気のようで、古い品種は更に淘汰が進みそうだとの事でした。

ジャボチカバの生の実は市場流通が無いため、一般の消費者には存在すら知られていないのが現状ですが、甘さと奇抜性(マニアック性)において一度は食べてみる価値がある果物だと思っています。トレンド’08の最後に日本果物商業協同組合連合会の林武幸会長のコメントで<消費者が成熟してくると、人と違ったものを食べたいという欲求も出てくる。レギュラー品よりもブランド品、さらには珍しい果物を求めるという傾向がある>と結んでいたことは、これは果樹農家にとっては大いに示唆に富んだメッセージのように思いました。
(AYA)
by mgarden2 | 2008-01-13 22:46 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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