昨夜、みかんのチーズケーキを作りました。そのみかんチーズケーキは卵白を泡立てる際にみかん汁が入ってしまい(蛋白質に酸が加わって化学変化を起こしてしまったためと思う)メレンゲ作りに失敗してしまいうまく膨らみませんでした。そこで、今朝再度みかんチーズケーキを作ることにしました。今度はケーキ生地がよく膨らんでケーキらしくできました。プロが作ればもっと美味しいみかんチーズケーキができることと思いますが、クリームチーズ+粉+みかんはなかなか良い相性だと思います。ケーキ1切れにみかん1房の飾りではみかんが足りないぐらいです。
話は変わりますが、現代農業の最新号(2007年12月号)では米粉利用の特集が組まれています。この記事を読んで、最近、<小麦粉の値段が上がって困るのよね>と嘆く消費者や業者の意見をよく聞きますが、生産に関わる農家の関心はもっと別のところで盛り上がっているな、と思いました。小麦粉ではなく、米を米粉に加工し、小麦の変わりに米を菓子やパン、コロッケ・カレーやシチューなどの材料として生かして米の価値を上げている農家が広がってきているようなのです。
特に”米粉の新食感のヒミツ”コーナーでは
①しっとりする
小麦粉にくらべて水をよく吸う。パンやケーキの生地にすると、しっとりとなめらかな仕上がりに。
②サクサクになる
米粉は小麦粉とちがって、弾力や粘りのもとであるグルテンを含まない。小麦粉よりも油を吸わない。天ぷらは時間がたってもサクサク
③もっちりとする
④とろーりとする
と、米粉の特徴を説明してありました。
今回は旬のみかんを使って小麦粉+コーンスターチの組み合わせでケーキを作ってみましたが、その変わりに米粉を使って焼成するとチーズケーキのしっとりとした味わいが出て一層美味しくなるのではないかと考えています。
今日作ったみかんチーズケーキ(このケーキのレシピは
こちらです)
(AYA)