台湾のジャボチカバパイ


先の台湾土産でもらったジャボチカバのパイを食べてみたので紹介したいと思います。
お菓子のパッケージを見ると”嘉寶果酥”と書かれています。
嘉寶果とはジャボチカバのことで、意味は

【嘉】・・・さいわいとする、よい、めでたい
【寶】・・・宝(宝の旧字体)
【果】・・・果物
【酥】・・・パイ

ということです。ジャボチカバという名前は日本人には覚えにくく、また
いかめしい感じがして第一印象はあまりよくないように思えます。けれども
台湾では落語の寿限無を思わせるようなおめでたいネーミングになっているところがいいな、と思いました。
シールには爽やかな印象のジャボチカバの挿絵もありました。
実際に食べてみると、生地はパイ生地ではなく、タルト生地に近いです。
中味は固めのゼリーとかアンゼリカ(フキの砂糖煮)のような食感でした。
主要原料は小麦粉、砂糖、牛乳、卵、ジャボチカバの実です。
主要、と書かれているので、上記の素材以外に色素などの添加物は入っているかもしれません。お菓子のサイズや、タルト生地とゼリーの組み合わせなどのアイデアが勉強になりました。

<補足>
台湾の”嘉寶果”はただおめでたい名前をとってつけたのではなく、
発音を”ジャボチカバ”似せて
”ja pao ka”(ジャ パオ カ) と読むためにそのような漢字をあてているのです。
(AYA)
by mgarden2 | 2007-09-24 20:40 | ジャボチカバ加工 | Comments(0)
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