みかん園の電柵


高林早生みかんと電柵

午後からみかん園の周囲に獣避けの電気柵を取り付けていました。
90センチの棒を畑の縁に沿うように3~4m間隔で地面に打ち、ナイロンコードと金属ワイヤーをねじったロープを棒に取り付けた碍子で取次ぎながらぐるりと畑を囲うのです。電柵は草や果実などが触れると漏電するので、電柵周囲の草もきれいに刈り取りました。

近所の農家から聞いた話では、イノシシは、今まで鼻が電柵に触れるとびっくりして逃げていたそうですが、最近はお尻の方から紐を潜って入ってくることを習得したそうで、電柵も効かなくなってきたらしいのです。毛があるので電気がピリッときたぐらいでは魅惑の果物を前に猛進も拒まれないということかもしれません。そんなことを考えているうちに電柵取り付け作業が終わり、代表がバッテリーをかけて夜間自動的に作動するように準備を整えました。
「テストするぞー!」と一言。
「はーい!」と答えて、四つん這いになりながらみかんの樹の根元の草取りから後退してきたその時。
お尻が通電中の電柵に触りました。

 びりりり!! 
 思わず大声で叫び、同時に電気ショックの熱さと刺激で飛び上がりました。

 (鼻が被害に遭わなくてなくてヨカッタ・・・・)

 電柵のショックを一度習得したイノシシの奥さんも夜に来園した時にきっとこんな感想をもらすに違いありません。

 (AYA)@今頃みかんが取られていませんよう祈りつつ
by mgarden2 | 2007-09-20 21:15 | みかん | Comments(0)
<< レッドアテス(赤いバンレイシ=... 日南早生みかんの出荷 >>