台風が通り過ぎた次の日、まずは農道を塞いだヒノキやタケを片付け、通行の妨げになる大きな石をどかし、農道を使えるようにしました。倒れたミカンの木を引き起こしたあと、茶園の一番高いところに登りました。茶の木の上に降り積もったスギやヒノキの枝や葉を見ると気が重くなります。これを片付けないことには秋冬番茶が刈れません。この様子では最低3日は腰の痛い思いをしなければならないでしょう。山林のあちこちでスギやヒノキが折れたり倒れたりしていますが、これはもう手がつけられません。冬に時間があれば斜めになった木を伐り捨てようと思いますが、これも何日もかかる上危険を伴う作業なので乗り気がしません。一昨年の秋と全く同じ状況です。とりあえず急いでやらなければならないことは、まだ秋肥をやっていない茶園に秋肥をふること。それから茶園の上の木の枝や葉の片付けです。林に近いところでは、ビールの栓ほどの太さで1メートル以上もあるスギの枝が何本も茶の木の上に飛んできています。ヒノキは折れにくいので太い枝こそ飛んできていませんが、これから拾わなければならない葉の数を思うと頭が痛くなります。少し余分な仕事が増えましたが、最終的にはこの程度の被害で済んで助かったと考えるべきでしょう。(代表)