昨年春、当園でアッスーが始めて結実した際、アッスーの果実の大きさや糖度を報告しました。その際、糖度は13度程度であまり美味しくないと書いた記憶があります。今年は2本のアッスーが実をつけたので、熟した実をときどき食べていましたが、昨年よりも美味しく感じられます。色着いてから何日もならせたままおいて食べるのは昨年とかわりませんが、独特のジャボチカバ臭もほとんどなく、すごく美味しいまではいかないまでもまあ美味しいと言えます。2本の内1本はかなり摘果したので、さすがアッスーと思える大きな実が、もう1本はあまり摘果しなかったので径2~3センチとアッスーとしては小振りな実ばかりになりました。画像は4月11日のものです。一昨日この実を全部採って重さを量ったら約2キロありました。糖度はほとんどが16~17度台、昨年はしなびるまでならせておいても糖度はあがりませんでしたが、今年はどういうわけでしょう。アッスーを紹介した文献にも糖度が17度前後まで上がるということは書いてありませんし、なぜこんなに甘くなったのかわかりません。もしかしたら、昨年よりも窒素の施肥量を減らしているのでそのせいかもしれません。果樹ですからそれはありえることです。年内にもう1回は実をつけてくれると思うので、そのときまた味見をしようと思います。(代表)