改植地の土止め作業


やぶきた茶の新苗定植予定地に土止め作業をするため、山に登りました。土止め用の杭は林のスギをチェーンソーで伐ってこしらえます。ここに腐りにくいクリの幹を打てば何十年でも使い物になるのですが、我家では杉や竹で間に合わせます。

ふなおうは冷たい風が吹き荒れていました。このような場所では丈の低い茶の樹ぐらいしか作物は育たないんじゃないかと思うほど茶が似合っているように思いました。そして後からきた栽培者が欲を言ってはいけないのかもしれませんが、辺り一帯が杉山なので、杉花粉症にはなんともこらえ難い仕事環境なので杉花粉だけは勘弁してもらいたいです。
足元で「今日のスギ花粉の飛び散る度合いは非常に多いです。どうぞお気をつけ下さい。」と、ラジオの声が聞こえました。
誰にともなく声をかけるアナウンサーの言葉がとても無邪気で、酷に聞こえました。

そういえば誰かが書いていました。
「言葉とは悲しい」。言葉とは、世の中が外から決めたもので、対象を言い表そうとすると、必ず、「表現したかった対象」とは違ったものになってしまう。
と。

今夜は特に寒いのでストレートなお茶で一杯です。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-03-07 20:15 | | Comments(0)
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