ジャボチカバの摘蕾・摘花をしていると清々しい甘い香りがします。
今までなんの香りかなぁ、と思っていましたが、早春に咲く梅の香りに似ているように
思います。
茶席に禅語が書かれた掛物が掛かっているのを見かけますが、
唐の詩人干良史の詩の中に
弄花香満衣【はなをろうすればかえにみつ】
(花を摘んでもてあそんでいると、花の香りが衣に移る。
転じて、ただぼんやりと過ごしていただけではなんの結果も得られない。
何かの行動を起こすことによって初めて、結果が得られるということ。)
日本で花といえば桜ですが、この詩は中国で書かれたもので、香りとあるので
梅を指しているのではないかと言われているようです。
(参考資料:有馬頼底・千方可 お茶のおけいこ11より)
梅の香りを感じたので、今日は香りが感じられるジャボチカバの様子を載せてみることにしました。
(AYA)