
ふなおうの山の茶園を4人で消毒しました。
日の射し方も秋らしくなり、山の空気は更にしっとりとしてきて
消毒を浴びながらも観光気分です。
今日の圃場はチャノサンカクハマキと呼ばれているチャノホソガの害が目立ちました。
チャノホソガに対してはモスピラン水和剤4000倍を撒布しました。
チャノホソガは幼虫時代に茶の葉を三角にクルりと巻く習性があるのでそのような
あだなで呼ばれています。
茶の害虫の中ではサンカクハマキほど茶の質を低下させるものは無いと言われ、
茶農家からはもっとも敬遠されている幼虫です。
私はこの葉の形を見るたびに、幼少時代に食べた越後の笹飴を思い出します。
同じ幼少時代でも生まれながらにして働き者の幼虫と、飴を食べて喜んで
いる人間の子供とでは随分と境遇が違うものですね。

チャノホソガとその被害葉の様子です。
(AYA)