先日、息子が風邪を引き、町医者に連れて行きました。
その病院の前には野菜の無人販売棚が置いてあり、
丸々と太った立派な白菜が2つ並んで売られていました。
値段は1個180円。
医院の待合室で名前が呼ばれるのを息子と一緒に待っていると、
そのうち、病院の常連なのかご婦人2名が隣の席でこんな話をし始めました。
「180円じゃ買わないわよね。」
「農家の方は200円で売りたいところを20円まけたつもりでいる
んでしょうけど、80円を用意するのって面倒なのよね。」
「そうよ。200円なら買ってもいいわ。」
そのような会話でした。
もちろん、医院の前の白菜のことです。
白菜は100円か200円であれば買うという一消費者の心理。
その消費者は農産物に何を求めているのでしょうか。
ちょっと考えてみました。
無人というのがこの場合良くないのです。
スーパーやデパートの生鮮売り場ならばおつりが
出る値段設定でも販売員がきちんと準備してくれます。
そして値段に見合った商品でなかったとしても責任の所在は明確です。
今日はネット産直用の青島みかんの発送準備に時間を費やしていました。
これからまた、ぼちぼちみかんの出荷を続けます。
市場全体では青島みかんはL玉を中心に味が良いとのこと。
どうぞ我が家の味もお楽しみ下さい。
去年の暮れに産直ページを立ち上げてもうすぐ2年目になろうとしています。
市場出荷とは違う。また、顔見知りや親戚への販売とも違う新しいスタイルの販売方法。
数ある農産物販売ページから得得体の知れない私達の作物を購入してくださる殊勝な
ネッターの方がいる。本当に有難く思います。
(支払っていただいたお金はみな郵便局の口座に入っています。
観光農園開園の資金に使わせていただきます。)
顔が見えないからこそ、心が伝わる、畑が見えるような情報を発信して
いかなくては・・と思っています。
今週はマンゴーの鉢の植え替えという大きな作業が待っています。
また植え替えの様子など、載せていきたいと思います。
MGarden(AYA)