新茶を楽しむ会に参加してきました

今夜は梅雨前線の影響で静岡も大雨予報が出ていますね。
先週の豪雨に続いて毎週大雨に見舞われ
皆様のところも被害が無いよう願っています。

さてさて、先週、静岡市在住の
松村恭子日本茶インストラクターさま主催の
”新茶を楽しむ会”に夫婦で参加してきました。
定員5名という、おもてなしが十分行き届く人数で
とてもリラックスしながら
美味しいお茶とお手製の茶菓子、
村松さんのお茶談義を堪能してきたので
少しですがお茶会の内容を紹介させていただきます。

新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_20594015.jpg
お着物姿がとても似合う松村さん
茶会の冒頭はご自身で作られた静岡茶マップを広げながら
日本茶の歴史や静岡茶の主な産地、
茶の品種などのお話をしてくださいました。
左は話に聞き入っている代表
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_20595430.jpg
当日のパンフレット
お茶を美味しく淹れるコツも伝授してくれました。
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21003005.jpg
全部で4種類の呈茶がありましたが
私たちが参加することを聞いていたからか
西川農園やぶきた一番茶も淹れてくれました。
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21004485.jpg
お茶の種類によって湯呑みも変えてくれました。
こちらは萎凋してフローラルな香りが感じられる山のお茶
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21011072.jpg
お茶の品種に合わせて
味噌パウンドケーキや
ホワイトチョコと白ごまの黄な粉包み
海苔とチーズのおつまみ
どれもお茶とよく合って美味しい^^
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21012111.jpg
途中食べるお茶も出してくれました。
塩をパラりとちらして食べると
サラダのトッピングのようです。
食べた後は新茶の香りが口いっぱいに広がりました。
新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21010169.jpg
こちらの4種類の急須で同じお茶を温度・湯の量・抽出時間など
同じ条件で淹れて茶器の違いによるお茶の味の変化を楽しむ実験も
体験しました。結果に違いが出て驚きました。
おいくら万円の急須はお茶の味が違う!\(◎o◎)/!

お茶会の後半、相席していた男性N氏から
お茶にまつわる興味深い話を聞きました。
京都出身のN氏は今から50年以上前、
氏が小中学校の頃、学校で茶の実を集めて
静岡にお茶の種を送る習慣があったそうです。
ところが、ある時
今まで送っていた種がいらなくなったというのです。
それが昭和30年代後半、
ちょうどやぶきた茶の栽培が
静岡で普及し始めた頃でした。
西川農園も昭和40年頃までは
在来茶を栽培していて
やぶきたに改植したのが昭和45年頃なので
N氏の話とちょうどリンクして
我が家のやぶきた茶の栽培の歴史を再発見でき
ちょっと感動しました。

西川農園の茶園は昭和45年以前は在来種を栽培していましたが
もしかしたら在来の種が京都から来るときに
西川という姓の祖先も京都からきたのかも?
なんて想像していたら
在来種のお茶の味が懐かしくなりました。

近年、静岡の茶産業は四方から向かい風を受けて
深刻な状況ですが、ご先祖様が始めた茶業を
今まで続けていられる事に感謝できた新茶の会でもありました。

新茶を楽しむ会に参加してきました_b0028299_21033639.jpg
2022年5月やぶきた一番茶収穫風景




※松村インストラクターさまによる呈茶の会
次回は6月22日(木)和紅茶がテーマとのことです。
お茶会に興味のある方
連絡いただければ予約いたします。

(あや)





by mgarden2 | 2023-06-08 22:23 | Comments(0)
<< 6月11日は雨の日サービスで梅... 芒種 >>