恐怖の生理落果

ジャボチカバの花が咲いて小さな実がたくさん着くと「たくさんなったー!!」とつい喜んでしまいますが、「喜ぶのはまだ早い!」という感じで現実は甘くありません。
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先日咲いた花は小さな実になって、少しずつ大きくなってきています。
もっとたくさんなっていたのですが・・・木の下を見ると。
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こんな感じで実がいっぱい落ちています。
生理落果によるものです。
今回の落果は単に受粉が上手くいっていなかったものが落ちただけと考えていいと思います。
もう少し落ちそうですが、それでも残った実がしっかり大きくなって収穫できれば管理方法に問題なかったと言っていいと思います。
では、管理の方法を間違えるとどうなるか、生理落果は主に1~3ミリ大の実で起きますが、このびっしり着いている小さな実が全て落ちます。とくに小葉系で顕著です。
水を切らしたとか極端な高温にさらした場合にひどい生理落果が起きる可能性が高くなります。
アボカドやマンゴーの実が生理落果でなくなってしまうのはけっこう辛いものがありますが(←その年はもうならない)、ジャボチカバの場合は時期にもよりますがまだ花が咲く可能性が高いので気分的な落ち込みからの回復も早いです。
それでもやはり管理の間違いからの生理落果は避けたいものです。(代表)

by mgarden2 | 2023-04-12 20:08 | ジャボチカバ | Comments(0)
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