秋のお茶管理 ～茶畑にタマちゃん発見！～

９月上旬は毎年お茶の秋肥え作業が年間計画で入っています。台風シーズンと重なるので毎日天気予報を見ながら施肥の日程を決めています。今週は台風１２号の接近前に肥料を降っておこうといろいろな作業を後回してお茶の作業を進めています。今日の山の茶畑残暑が厳しく残っている中本当はダニよけの合羽ズボンを穿いた方がいいのだけど山も暑すぎるので防虫スプレーをたっぷりと身体につけて作業にあたりました。

肥料をモノラックで運んでいる所です。

昼間フィールドワークが出来るように肥料の配合は夜に行うこともあります。上の写真は２０時ぐらいに撮影硫安などの窒素を中心にリン酸カリウム魚粕（インドネシアからきたもの）などをスコップで均一に混ぜながら自家配合します。この肥料が来年の美味しいお茶の元になります。年明けにも施肥はしますので一年を通じての管理が大切ということですね。

こちらは昨日の茶畑見覚えがある方もいると思います、農園カフェ前の茶畑です。

茶畑で作業をしていたら美しいタマムシが茶葉の上で休息していました。国宝になっている法隆寺の「玉虫厨子」にはタマムシの翅が使われていることで有名ですね。縁起の良い虫を見つけたので皆さんにもお届けしたく写真を撮ってきました。
お茶の肥料は明日中には終了して台風が来る前には消毒作業に入ります。
（あや）