
今日の写真は幹についたまま萎びているジャボチカバの実の様子です。
今から10年ほど前、国内の、ある農家のビニールハウスの中で、
しなびたジャボチカバの実が樹にずっしりとついているのを見ました。
その光景を眺めながら、ジャボチカバという果物は、買い手がない果物なのだなぁ・・。
と、先々不安に感じていた当時の事を、写真のジャボチカバを見て思い出します。
そして、自分達がジャボチカバ栽培を始めたら、
樹上で萎びたジャボチカバが出ないように、きちんと管理をしよう。
そう心に誓いました。
けれども現実は厳しいです。
今年は一番茶の農繁期と小葉系ジャボチカバの最盛期が重なってしまい、
実の販売・加工が追いつかず、かなりの量の実をダメにしてしまいました。
冷凍保存した実も数キロありますが、すでに冷凍庫も一杯です。
(節電のため、冷凍庫もこれ以上増やせないです)

落ちたジャボチカバの実
ここ数週間、週末はこの掃除に追われてます・・・。
先日、6月までにジャボチカバ苗の注文をいただいた方に
ジャボチカバの実をサービスでつける旨をブログで書いたところ、
”勝手にジャボの会”の反響もあり、多くの注文をいただきました。
ジャボチカバの実も無駄にならず、皆様に御礼申し上げます。
(紹介でリンクを張ってくれたmiyaさんどうもありがとうございます)
今日もジャボチカバ苗を発送しましたが、
日中はみかんの消毒もあり、それを終えてからの梱包です。
(今年はカメムシがかなり発生していますので早期対策のための防除です)
苗は順次発送しています。ご注文をくださった方でまだ配達の連絡のない方、
もうしばらくお待ち下さい。
小葉系苗をご注文の方へ・・・
実の大きさは大小の格差がありますが、
今回は小さめの実の方が熟しているので甘く感じられると思います。
大きい実の方は皮を剥いて食べた方が良さそうです。
(AYA)