昨年秋に実生1年半の小葉系ジャボチカバの苗に、アッスーと呼ばれる大玉品種の枝を接ぎました。現在は画像のような状態になっています。台木の切断面は6ミリほど、接ぎ穂の太さは2~4ミリでかなり細いものを接ぎました。果樹を接木する場合、あまり細い枝を接ぐと普通は活着しませんが、ジャボチカバは傷を巻き込む力が強いのでしょう楽々活着しました。文献によればジャボチカバも太さが5ミリ以上の枝を接ぎ穂として用いるのがよいようです。あまり細い枝を使っても、接ぎ難いばかりでなく開花までに時間がかかりすぎるという欠点がありますから。私が接いだこのアッスーたち、実をつけてくれるのは多分10年ほど先のことでしょう。待ちきれません。四季なり種の場合は、ちょっと太目の枝を接げば2年ほどで実をならせ始めます。(代表)