自園茶研究会視察研修

冷たい雨の一日でした。

今日は地元JA自園茶研究会の視察研修会に参加しました。
何箇所か回ったのですが、メインは静岡市駿河区本山筋でやぶきたの煎茶(いわゆる普通のお茶)と釜炒り茶や烏龍茶を生産する丸高農園です。
園主の高橋さんは大変研究熱心な方で、台湾から導入した品種の他にも、自分の茶畑の中から見つけた有望株を育種、命名して、何種類かの特長のある烏龍茶を生産しています。
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台湾の品種四季春を使った「春巡」は、本場台湾のお茶にも負けないできでした。
園主自らが育種した「香寿」は熱湯を注いだばかりはそれほど特徴が感じられませんでしたが、少し冷めるとブドウのようなフルーティな香りがし出し、さらに時間が経つとワインに似た香りと甘みが感じられるようになりました。

高橋さんとは30年近い付き合いになりますが、普段はやぶきた茶に関する話題ばかり、烏龍茶を作っているのは知っていましたが、こんなにも情熱を注いでいるとは知りませんでした。
その姿勢は大変参考になりました。
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    台湾の品種2種。真ん中から左が四季春、右が金萱。


帰り道、いちごのなかじま園さんの前を通ったので、急遽車を停めて男5人苺ミルクで乾杯。
ご主人はハウスに行っているということでしたが、奥さんが電話をかけて呼び戻してくれたようです。
忙しいところ申し訳ありません。
中嶌さんも輪に加わっての経営談義が終了し、研修会はお開きとなりました。(代表)
by mgarden2 | 2012-02-14 21:14 | | Comments(0)
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