今日のCafe Jaboticaba

今日の農園には東京都小笠原諸島・父島にある小笠原亜熱帯農業センターより研究員のSさんがジャボチカバの視察に見えました。(Sさん、遠いところをありがとうございました。)小笠原では現在パッションフルーツ・コーヒー・サトウキビなどを営利作物として栽培しているとのこと。

小笠原は日本で始めてコーヒーが栽培された地でもあるそうです。(明治11年)
貴重な国産コーヒー豆をいただきました。
早速試飲を・・・。
浅煎りでストレートな味でした。美味しかったです。


父島でもジャボチカバのハウス栽培を実践されているとのことで、剪定方法や病害虫・収量・加工技術などについての情報交換を行いました。以前にもジャボチカバを巡っての産官学交流会はありましたが、当園ではなかなか営利生産にこぎつけることができず、研究者の方でも志を断念されてしまった方もいます。・・・・或いは音信不通なだけで、今でも個人的に研究を続けていらっしゃるかもしれません。
ジャボチカバに限ったことではありませんが、何か新しいことを始めるという事は、決して本人の意思がそれからブレてはいけないのだ、ということです。(ハイ、ジャボチカバについては、関わって以来100人の敵が相乗になって増えている事を実感しています。ごくわずかですが力強い協力者との交流があることも事実です。)Sさんには納得のいくまで研究に打ち込んでもらいたいと願っています。


話は変わってキッチンカー前のお土産コーナーより。

一年をかけて、売れないもは自然淘汰されていき、この現状です。
ジャボチカバパイの中身はバトンの中身と似たり寄ったりなので
カスタードクリームに変えた方がいいかな?とも思っています。
この日に売れないと1週間後まではとって置けないため即日処分することになるので、
原価の高いアーモンドクリームは使いたくないというところもあって要検討です。


クリスマス・シュトーレン(ジャボチカバ入り)
日持ちがするのでお土産に買われる方もいました。
ご購入いただきどうもありがとうございました。


今日のお客様
ジャボチカバの摘み取り体験を楽しんでいるH君
ご両親は日本語が堪能な日系ブラジル人。
子供連れで楽しんでくださって私達も嬉しかったです!


そして、ドライアイスによるジャボチカバの渋抜き5日目

皮はプチプチ感はなく、幾分しんなりとしていました。
渋は強烈なほどではなく、一般の日本人でも食べられそうですが、
美味しいとは言えないです。
果肉はまろやかで甘みがあります。
これで種離れがよければ評価が上がると思うのですが。

来週のジャボチカバの加工はまた振り出しに戻って行います。

(AYA)
by mgarden2 | 2010-12-12 21:51 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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