秋冬番茶収穫を中断しました

今週に入り、秋冬番の収穫が大詰めを迎えています。
天候に恵まれてあと4~5日も刈れば全茶園の収穫が終わるところまできています。

周囲の山々の様子から、だいぶ上まで刈り進んできたのがわかりますか?
代表が背負っているのは露払い機です。
毎朝朝露が多く、露払い作業をして露が取れた後で刈っています。

刈らなければならないお茶はまだありますが、ここへきて、茶商の方から、番茶は供給が足りたと連絡があり今日で番茶の出荷は終了です。明日からは収穫ではなく、二人刈りの機械で刈って払い落とす作業になります。

茶園では秋の長雨と高温によりお茶の病気やスリップスによる被害がでているところがあります。お茶を刈っている最中、身体が痒いのですが、最近はダニではなくてスリップスに噛まれているんじゃないかと思います。

炭疽病にかかった茶葉
炭疽病は”Colletotrichum theae-sinensis”(コレトトリクム テアエシネンシス)
と言うカビの一種です。2番茶以降に罹りやすく、特に当園で主に栽培しているやぶきたという品種のお茶は炭疽病に対して耐病性が弱いため、病気が出やすいのです。夏場の農薬散布を欠かすことはできません。


※明日は代表がお茶刈り休憩時間に西川農園産のコーヒー豆(こちらは大豊作でした)を自家焙煎します。
その様子を更新するそうなのでお楽しみに!

(AYA)
by mgarden2 | 2010-10-13 21:17 | | Comments(0)
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