コガネムシの幼虫

昨年の今頃大鉢に移したジャボチカバが元気がありません。水をやっても葉が下を向いていることが多いのです。前々から気にはなっていました。もしやもしや。
直径50センチくらいの大きな鉢です。今日、それでもと思い用土の表面をちょっとほじってみました。10センチほどの深さで一掻きしただけでコガネムシの幼虫が一匹。さらにほじほじ。結局2鉢で20匹以上の幼虫が出てきました。
これはこれでよかったのですが、ひとつ気になることが。当園のジャボチカバ苗を購入して下さった方から、アリの巣があったというクレームをたまにいただきます。それから本当にまれですが、苗の具合が悪くなったという連絡をいただくことがあります。コガネムシのせいだったかもしれません。化学農薬を使ったらアリやコガネムシを駆除できるのかもしれませんが、当園ではジャボチカバとマンゴーの栽培には化学農薬を使用しないことにしていますので、必然と人力に依る駆除が主体となります。今までアリの巣駆除には鉢を丸ごと1日水に漬けることで対応してきましたが、この方法は小さな鉢のコガネムシ駆除にも応用できるかもしれません。
そんなわけで、今後販売する苗は1日以上水に漬けた上で販売するべきだと・・・遅ればせながら新発見というか反省の1日でした。(代表)
by mgarden2 | 2010-02-10 22:14 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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