お茶とジャボチカバの意外な共通点

今年初めての農園カフェ営業日でした。
寒い中いらして下さったお客様、どうもありがとうございました。
今日はお客様とゆっくり話す時間が出来たことが大きな収穫でした。
これからの運営の参考にさせていただきます。

今日のタイトルは”お茶とジャボチカバの意外な共通点”にしてみました。
ただの共通点だったらどちらも<西川農園の農作物>で済んでしまうのですが、
意外なところの同時性を見つけたので書いてみようと思ったのです。

それは、”ジャボチカバクリーム”を使ったケーキを食べた後の感覚が、緑茶を飲んだ後に感じられる爽快感とよく似ているということです。この爽快感の元は渋み成分であるタンニンだと思われます。クリームにはジャボチカバシロップを混ぜていますが、シロップにはジャボチカバの皮の成分が抽出されているので、恐らく、ジャボチカバクリームには緑茶に含まれるタンニンと同じ程度か、それ以上のタンニンが含まれているんじゃないかと思うのです。
インターネットで調べてみるとジャボチカバの成分についての詳しい文献が出てきませんが、一つ関連した記事がヒットしたので紹介させていただきます。

ジャボチカバ果実は,渋みの成分で高血圧と脳卒中を抑制する効果があるといわれるタンニンと目の明暗の調節や抗炎症,毛細血管強化等に効果があるといわれるシアニンを多く含むと言われる。
農業教育における熱帯果樹栽培に関する基礎研究ー ジャボチカバ栽培に関する基礎研究 ー*与那嶺 国彦

お菓子に使うクリームなので渋みが感じられるのはお菓子の評価としてネックになってしまうと感じます。その渋みを活かすためには、クリームに甘さをもう少し加え濃厚な味に変えていくと良いんじゃないかと思うのですが・・・、お茶とジャボチカバを食事の度に口に入れる習慣があると、鉄分の吸収が悪くなるんじゃないかとちょっと心配しています。。
メニュー開発の為には貧血覚悟で・・・、今年も頑張ります!

(AYA)
by mgarden2 | 2010-01-03 22:05 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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