お茶の秋肥作業はまだ数日かかりますが、今日は茶園の消毒が主な作業でした。
今年の春、あるラジオ番組で、岡山のブドウ農家の女性グループが自園のブドウをゼリーに加工して販売している様子が紹介されていました。インタビューの中で、生産農家の女性が「一日、誰と話すこともなく農園で働くでしょう。家へ帰るとストレスも疲れも溜まるけれど夜に加工場で仲間と話をしたり、ゼリー作りが出来るようになってそれが無くなりました。」と、話していました。
ラジオに出ていた女性だけでなく、農家の女性は朝・昼と働いた後、夜に収穫した農産物を加工する作業を続けている方が多いのではないかと改めて気づかされました。そして、実践している方が沢山いるのだと思うと、私も頑張らなきゃ!って元気づけられるのです。
9月には始める予定でいた農園カフェですが、設営が間に合わず、10月にずれ込むことになりました。そこで、今なっているジャボチカバの実を数日ごとにまとめて収穫して加工・保存をする作業を続けています。

これは昨日収穫してシロップに1晩漬けたジャボチカバの実です。
実は触るとまだ硬いですが、外皮の色が落ちています。

左側が昨日漬けたジャボチカバのシロップ。鮮紅色がきれいですが、この段階ではまだ材料として使いません。右側は10日間毎日シロップを沸かしながらジャボチカバを漬け込んでいったもの。熟成したワインのような色になっています。実の成分がしっかりと出たシロップですので嗅ぐと濃厚な香りがします。これをカフェのケーキの材料に使う予定です。

右のシロップで出来上がった種処理済みのジャボチカバの実です。
小分けして冷凍保存しています。
マンゴー同様、ジャボチカバも化学農薬・化学肥料を使わずに育てた実ですから、
コンフィチュールにして皮ごと食材として使うことで、良さが発揮できるんじゃないかと思います。
ジャボチカバのお菓子、種類は少ないですが、頑張って作ってみます。
(AYA)