今日は各地で日食の話題で盛り上がったのではないでしょうか。
静岡は雨模様でしたが、太陽が欠けている時間帯は曇り空で、
日食を観察できた所もあったようです。
私も朝から日食の観察を楽しみにしていましたが、肝心の時間帯に
ハウスの作業をしていていてうっかり見逃してしまいました。
そこで今日は皆既、ならず、ジャボチカバの怪奇写真を撮ってきました。
上の写真は通路側から見た地植えの小葉系ジャボチカバ。樹高は約2.5m。
かなり大きい株になっています。
少しアップにすると
蕾がどどっと上がってきているのが見えます。
開花は今夜でしょうか。
このぐらいの大きさになると、ジャボチカバが幹いっぱいに花を着けることは不思議では
ないのですが、この樹を真上から見ると、ちょっと奇妙なことがわかります。
地際から太い幹が3本出ていますが、2本の幹には蕾がびっしり着いていて
左側の1本には1個も蕾が見えません。
樹木の中には剪定後に花が咲かなくなるものもありますが、ジャボチカバの場合は
かなり強剪定をしても開花にあまり影響はないのです。
幹の太さからしても充分開花できる直径ですし、栄養や、日照も葉のつき方からすると
隣の幹に劣りません。どうして片側だけが蕾をつけないのでしょうか。
ひょっとすると、世間が珍しい自然現象の話題で盛り上がっているのを察知して、
自分こそが怪奇なのだと主張しているのかもしれません。
ジャボチカバからの謎かけにしばらくつきあってやるか、なんて思いながら
一巡しました。
蕾は着きすぎると後々カイガラムシの温床になるので明日の開花を楽しんだ後は
摘花をします。
(AYA)