ジャボチ、カメ?

お茶の整枝作業と園地の草取りに追われています。
2番茶の収穫までにやっておかなければならない作業がいくつもあり、時間がいくらあっても足りません。


今日も午前中はジャボチカバの世話をしていたのですが
「あ~、そうだったのか。」
と気が付いた事があったので、写真を撮ってみました。


写真は幹に直接生っているジャボチカバの実です。
なんだか亀の甲羅みたいに見えませんか?

それで、「あ~!そうか、亀だよ!」

って思ったのです。

話は数年前に遡りますが、ジャボチカバの栽培を始める時に、まず最初に見た文献が
『図説 熱帯の果樹』 <岩佐俊吉 著 >(養賢堂)でした。
その説明の中で英名jaboticabaは、南米インディアンのツーピーTupi語で
<jabotiは亀を表す>と書いてあり、「この実のどこが亀なんだろうなぁ?」
とずっと考えていました。
植物の名前を付ける時に他の動植物に喩えるものっていろいろあると思うのですが、
まさか、ジャボチ、カメとは。


語源にはいろいろな解釈があるのでしょうが、今日は私なりの小さな発見があって嬉しかったです。
同時に、こんなプライスレス(お金では買えない尊いもの)が人工の植物空間の中にも
沢山見つけられると嬉しいです。

(AYA)
by mgarden2 | 2009-05-26 21:35 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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