寒中見舞い

今日は意外な場所から寒中見舞いがやってきました。

ハウスの入り口付近には、今、ハウス内から出た剪定枝・枯葉・農道脇の刈り草などを集めている場所が数メートルに渡ってあります。ここに集められた枝や葉は一見するとゴミですが、完熟させて畑に入れれば立派な有機質肥料になります。そこで、今日はハウス内の果樹にリンカリ主体の肥料を撒いた後、”肥料の種”を掻き集めてトラックに乗せて別の圃場に置きに行くことにしました。

運び屋は代表と私2人。
真冬の風が吹く屋外でエッサカエッサカ1トントラックに刈り草等を積んでいると、マンゴーの吊り棒に使用した後、廃材にした竹と竹の間から、パイナップルの実がでてきました。
去年、ハウス内を整理し始めた際に、摘み取った葉をハウスの外に捨てたことがあるのですが、まさかその葉が、外でいつの間にか花を咲かせ、このような実をつけていたとは驚きました。葉の上の方はだいぶ霜にやられていましたが、上の葉が霜避けになってくれたのでしょう、葉の付け根の方は緑が生き生きとしていました。そして、実に至っては、竹と竹の間にうまく入りこんで<竹マルチ>になっていたのが良かったのでしょう、黄色い立派な実が出来たのです。サイズは350mlの缶ほどで、ミニパイン規格かと思います。



ハウスの中では、今、去年の12月2日にブログで紹介したパイナップルの実が堂々と黄色く色づいてきているところですが、日当たりの悪いハウスの北側で、連日霜が降りる寒空の中でひっそりと生長したパイナップルがけなげです。

やはり野に置けパイナップル ・・・? (やはり野に置け蓮華草 のもじり^^; )

立春までは当分寒さが続きます。
寒さに挫けた時はド根性パイナップルのことを思い出してがんばろう!


(AYA)
by mgarden2 | 2009-01-15 20:50 | 果樹(その他) | Comments(0)
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