<   2007年 10月 ( 14 )   > この月の画像一覧

ニームオイル+トウガラシエキス撒布

お茶の整枝作業&みかん出荷作業が続いていますが、今朝は露がひどかったのでハウスの熱帯果樹にニームオイル+トウガラシエキスの撒布を行いました。

上のマンゴー苗の写真は一目見ただけではただのマンゴー苗の写真かもしれません。けれども、農薬に頼って栽培されているお茶やみかんの樹を見ている私達にとっては、5年間、化学農薬を使用しないでよくここまで育ってくれたなぁ、と惚れ惚れしている樹の中の一つなんです。更に葉の大きさがもっと小さくなってくれれば良い状態らしいですが、新芽が出る前の状態として健全な苗だと考えています。9月30日に牡蠣殻石灰を撒布した後の土の酸度は5、2~6、4で、弱酸性でコントロールされています。中でも酸度は5、8度以上の樹は葉や枝の状態が良いように思います。
先日、ご近所の方に裏庭で取れた原木しいたけをお裾分けしたら沖縄の泡盛”海人”のボトルをいただきました。泡盛と聞いて、マンゴー・ジャボチカバ用のトウガラシエキス作りに使えるんじゃないかと代表に聞いたところ、

<トウガラシエキス用の泡盛はアルコールが30度以上ないとトウガラシの有用成分を引き出すことはできない>

ということで私の意見はすぐに没になりました。海人のアルコール度は20度です。アルコールが20度でも希釈を濃くすれば効きそうに思いますが、アルコール30度のこだわりを変えることはできないようです。

またアルコール30度の安い泡盛を買ってトウガラシエキスを作ります。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-31 21:46 | マンゴー | Comments(0)

高林早生切ってます


今日は台風一過の青空が広がるみかん園から高林早生みかんの紹介です。
見る人が見ればこれできちんと摘果をしたのかと大笑いすると思いますが、いえ、したんです。今年の予定収量の1/3は切りましたが、それでも写真のようにまだ沢山樹になっているのです。早く樹を軽くしてやって一つ一つの実に栄養が行き届くようにしたいのですが、一回の出荷量を多くすると値が下がるので、出荷量を調整しながら市場へ運んでいます。一日に出荷する量や質はほとんど変わりませんが、不思議なことに一日ごとに取引価格が倍以上変わる事もあります。例えば、昨日1kg200円で取引された後、今日は同じ1kgで100円ということです。中身が一緒でも需要が無ければ価値が下がるのですね。それでまた次の日には値が上がっていたりして、毎日ドキドキしてます。スーパーの青果コーナーでは、ある時間になると同じ商品が一日のうちで半額になることを考えるとスーパーの方の勤勉さに頭が下がります。けれども、同じ半額セールということではあるけれど、一時預かりのスーパーと違って生産者にとって農作物は娘のようなものなので、あまりにも安くされると
「家の娘が気に入らないってぇの」(宿場女郎の女将風?)って言いたくもなるんです。

糖度は10~11度まで上がってきていますが、ネットの早生みかん産直受付はもう少し酸味が抜けてきたら始めます。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-28 21:17 | みかん | Comments(0)

今日のジャボチカバ

b0028299_1940384.jpg台風20号の影響で雨の一日でした。やりたいことはいろいろあるのですが、午前中は伸び放題になっているジャボチカバの剪定をし、午後はミカン出荷用の資材の買出しのついでに花屋巡りをしました。珍しいものではないのですが、実を沢山ならせた豆柿(老鴉柿ではありません)の鉢植えがあったので購入。
ジャボチカバという果樹をどのように栽培し利用するか、イメージは出来上がっているのですが、他の作物の栽培との兼ね合いや投資の問題などいろいろなハードルが立ちはだかり、なかなか前に進めずにいます。ジャボチカバを導入してすでに5年目となりました。時間だけが過ぎてゆく感がありますが、最近次のステップに向け動き出しました。あとどれだけハードルを乗り越えればよいのでしょうか。ひょろひょろだった苗木もずいぶん立派になりました。(代表)
by mgarden2 | 2007-10-27 20:11 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

ジャボチカバの欠点について

秋晴れの一日でした。秋整枝とみかんの出荷を平行して行っています。
今日の農業新聞を読んでいて少し気になった記事がありました。それは、サイエンスコーナーに載っていた<ジベ不足で葉が黄化>というトピックスです。ジベレリン水溶液をアルストロメリアやスイセンなどの切花に吸収させると葉の黄化を防ぐことができたり、エチレンの合成を抑えることで花持ちをよくしたりする効果があるという説明です。ウィキペディアでは<ある種の植物ホルモンの総称である。生長軸の方向への細胞伸長を促進させたり、種子の発芽促進や休眠打破の促進、老化の抑制に関わっている。>
という、生産者にとっては多様な用途に使えそうな興味深い物質です。

今では種無しブドウを作る過程ではジベレリン処理が行われていますが、ジャボチカバでも<種無しジャボチカバ>が作れないものかなぁ、とずっと考えていました。実際にジャボチカバを食べたことのある日本人のお客様からは「ジャボチカバは甘くて美味しいけれど大きい種が欠点だねぇ。」と判を押され、種の大きさと肉離れの悪さが評価の上がらない原因になっています。ブドウの場合は房ごとジベレリン水溶液につける作業によって種を作らずに実だけを肥大させる技術が確立していますが、ジャボチカバの場合は花期がいつ来るか予測できず、1本の樹で下の写真のように花の段階、幼果の段階、完熟果の段階があり、ジベ処理時期を特定できないことがネックです。ジャボチカバを苗から育てて家庭で収穫を楽しまれる方には種も目に入らないぐらい可愛く、美味しく感じられることをただただ祈っていますが、ジャボチカバでもジベ処理使用許可が下りて種無し品種にむけて改良が進めばジャボチカバファン層はもっと広がると思うのです。

写真は2003年の3月に撮影したジャボチカバ

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-24 21:11 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

お茶の秋整枝


爽やかな秋空の下、代表と2人でお茶の秋整枝を行っています。今は先日出荷した秋冬番茶の後始末で、表面が不ぞろいな畝を中心に機械で刈り払っています。この作業は7~10日間ほどかかるので、作業合間を見ながらジャボチカバ苗のネット販売やみかんの市場出荷を行うことになりそうです。お茶の仕事は(ここまで)という区切りがないので、私が疲れてバテタ時が仕事の終了時間になります。茶払い機が重いので30分刈る度に<疲れた、もう止める>を連発していますが、そう言いながら、「仕事もだらだらとやっていちゃだめだよ。メリハリをつけて、区切りをつけないと!」と、口だけは威勢を張っています。
「メリハリか。」
「そうそう、私は張(ハリ)であなたは乙(メリ)。」
「いやいや、俺はハリの方だ。キミアキさん(※)といい勝負だ。」
そう言って”ポンポンポンッ!!”とよく張ったお腹を叩きました。
その音が上質な太鼓の音にそっくりだったので思わず笑ってしまいました。
張ったお腹に負けないように私ももうしばらく気を張って頑張ります。

※キミアキさんは義弟の名前
(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-23 20:08 | | Comments(0)

四季なりマンゴーが大きくなってきた


お茶刈りが終わりました。くたくたです。
番茶を刈り続けている間にも、空飛ぶペリカンの異名がついた四季なりマンゴーは順調に育っていました。ハウスの見回り時には毎回会いに行っているのですが、なかなか登場させることができませんでした。そこで今日は四季なりマンゴーへの期待も込めて画像で紹介することにします。私は四季なりマンゴーを実際に食べたことはありませんが、代表の話ではアーウィン種とはまた別の風味でかなり美味しい品種だということです。縦が8cmほどまで大きくなってきたところですが、あと1ヶ月ぐらいで食べられるでしょうか。冬にも静岡からマンゴーの産直ができるかもしれません。味や風味などが優良であれば生産量を少しずつ増やしていきたいです。


先日、静岡県内にある磐田市香りの博物館を訪れてきました。ちょうど”シェイクスピアの愛したハーブ”という企画展がポプリ研究家・作家の熊井明子さんの監修によって開催中でした。ハーブといえば香りです。それで、マンゴーの香りを叙述するのによい表現がないかと思い、香りに関する本を一冊購入してみることにしました。本を読んでみましたが、残念ながらシェイクスピアの時代のイギリスにはマンゴーはまだ入ってきていなかったようで、シェイクスピア作品の中にマンゴーは一箇所も登場していません。けれども、もしシェイクスピアがマンゴーを食べる好機に恵まれていたならば、その美味しさに感激して悲劇のヒロイン、ジュリエットにも作品中でマンゴーを食べさせたんじゃないかなぁ、と思うんです。

シェイクスピアはハーブだけでなく、かぐわしい果物もいくつか原作に加えている。
個々の果物について述べる前に、果物というものが何を象徴するかについて確認しておきたい。果物は豊穣、豊富、英知、生命、終末、天上の喜び、地上の欲望、といったものをあらわす。これもまた両義性を持ち、シェイクスピアは実にうまく使い分けて各シーンの味つけと香りづけをしている。『シェイクスピアの香り』(熊井明子著・東京書籍)<シェイクスピアが原作に加えたワインや果物の快楽の香り>より


(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-20 23:58 | マンゴー | Comments(0)

山の様子


朝7時の茶園です。日はまだ山の向こうです。
今日は茶園の最上部が見えるところまで刈り登ってきました。山の上から茶を下ろすには時間を要するため、一昨日から代表の母も山の茶刈りの手伝いに来ています。


午後3時です。上の写真は山の上で刈ったお茶を鉄線で下ろしているところで、茶園の下の線元で、代表がブレーキをかけて荷下ろしのスピードを調節しています。茶はビヨンビヨンと音を鳴らしながら下りてきます。鉄線を使って茶袋を下ろす時間は正味1時間です。
今日も張り切ってお茶を刈りましたが、肉体労働なので体が疲れました。

以下は『日本茶百味百題』より
さて、わが国の茶園を全国的に見ると、平坦地(傾斜0~5度)にあるものは約56%、傾斜地は44%で、傾斜地の中でも一五度以上のものは10%を超えている。一五度以上の急傾斜地茶園が六割内外を占めるものは徳島、愛媛、高知の各県、三~四割を占めるのは京都、岡山、香川、長崎の各府県である。静岡県では三割以下であるが実面積では5000haを超えている。このような山間傾斜地では機械作業が困難な処が多く、平坦地にくらべると茶園の管理作業は何倍もの体力、時間を要する前近代的な技法に甘んじざるを得ず、車道のない所では、農具、肥料などの運び上げ、摘採葉の運び下ろしまで人力で、その苦労は都会人や平坦地での耕作者の想像を絶するものがある。山間地では標高も高く、何となく空気も澄んでいるようで爽やかである。清冽な清水の流れる谷川、自然林、杉林などによりいっそう環境の素晴らしさに拍車がかかる。時たま訪れるハイカー、園足の生徒やピクニックの家族は「こんな所に住む人は幸せだ」と口を揃えて言う。しかしその地で働く人々の苦労は大きく、労働のたいへんな割合に収益は上がらない。若い人たちは街へ出て行く。茶園管理作業の近代化の陰で-山間地茶園での労働のきびしさ- <渕之上弘子著・柴田書店>

昨日・今日はお茶の収穫の後、1時間ほど早生みかんの収穫をしました。
みかんはまだ酸が残っています。


鉄線の下で咲くホトトギスです。これは荷下ろしの合間に撮影しました。
(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-18 21:24 | | Comments(0)

秋冬番の終盤

ふなおうの山/上の茶園を1/4ほど収穫し、1tトラックで午前・午後2回に分けて出荷しました。雨や露の影響が無ければ今年最後の茶の収穫はあと5日ほどで終わる予定です。
数日前まではお茶を刈っているとアキアカネがどこからともなく群れでやってきていました。それは、農家が茶を収穫をした後は茶の樹の上層部がなくなり、餌になる虫がよく捕まえられるので食事にやってくるのだと思います。けれども今日はアキアカネは1匹も来ませんでした。他にいい餌場が見つかったのかもしれません、ちょっと残念です。
数ある農家の中でも私の立場は殆どワーキングプア路線上にありますが、自然豊かな環境の中で家族皆で仲良く元気で沢山のお茶を刈り取ることができているので、仕事の達成感や満足度を考えるとワーキングリッチ(?)な生活をしているんだと誇りに思っています。

お茶の収穫が終わったらまた果樹情報を書きます。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-15 21:07 | | Comments(0)

雨のち晴

今日は町内で結婚式を挙げる家があり、私も招待にあずかりました。朝は雨が降っていましたが、昼に式が始まる頃には青空が出て風も吹き、絶好のお茶刈り日和となりました。哀しいもので農家というのはこんなめでたい席でも仕事のことを考えてしまうのです。無事披露宴も済み、夕方家に帰る途中、平地にある我が家の茶園の横を通ると、その畑は刈り採られていました。今日の午後両親が刈ったのです。明日の午前中は町内会の共同作業、草刈りや土砂をさらって農道をきれいにします。天候不順やいろいろな用事が重なって、お茶の刈り採りが思うように進みません。(代表)
by mgarden2 | 2007-10-13 17:44 | | Comments(0)

秋冬番収穫中


例年よりも遅れ気味ですが、今日でふなおうの山/下の茶園の秋冬番茶の収穫が終わりました。写真は茶袋に収穫した茶をモノラックの線元まで運んでいる様子です。
収穫をしないまま、50センチ以上伸びた茶を20~30cmの畝間に捨てることもありますが、この刈り払い作業は大変な労力がかかります。1Kg当たり数十円でも買い取ってもらえれば農家は大助かりです。番茶の仲買の商人も一番・二番茶とは違ってボランティアのような労働賃金で大変かと思いますが作業の手間が省けてとても助かっています。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-11 19:24 | | Comments(0)