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良いお茶ができました

連日やぶきた茶の収穫作業を行っています。お茶の取引価格は毎日変動がありますが、昨日のお茶は最高の値で取引がされました。それは茶の台下げをした場所で(深刈り更新作業と呼んでいます)芽に力があり、淹れたお茶の色も香りもとてもよいものです。やぶきた茶は例年通り、良いお茶が仕上がっています。これから山の急斜面のお茶を刈り上っていきます。

画像は昨日仕上がったお茶

このお茶を実際に淹れてお茶の写真を撮ってみましたが、写真のお茶は茶の色がくすんでしまい、本来の緑色が出ませんでした。今度は自然光のあるうちに時間をみて写真を撮ってみようと思います。

いいお茶が採れると元気が出ます。
お茶にパワーをもらいながら(これぞ自家発電!)午後はマンゴーの紐吊り作業や
ハウスの掃除を行いました。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-27 21:46 | | Comments(0)

手摘み茶の販売から今後のネット産直を考えた

昨日は手摘み茶の収穫作業を行いました。手摘みとは、機械や鋏を使わずに、文字通り茶を手で摘む作業です。手伝いを含め、総勢10人で一日かけて丹精込めて摘みました。下の写真は摘み終えたばかりの茶です。今年はこれまでの天候の好影響を受けてとても良い芽を収穫することができました。


ところが、昨夜、茶工場で茶を仕上げる段階になり、毎年茶葉によって揉み加減や乾燥の具合を変えているのですが、昨日は粗揉の工程で揉みが弱く、仕上がったお茶の水色と味が去年より劣っています。

「このお茶では、去年と同じ値段では売れない・・・。」
これが正直な感想です。

刈り茶のやぶきた茶の場合は、収穫・販売期間が3週間に及ぶので、一番良く仕上がった製品を選んでお届けできるのですが、手摘み茶の場合、今年は1日だけなので一発勝負です。そうかといって、納得のいかない製品をそのままの値段で販売することはできません。それで、今回は手摘み茶の注文をしていただいている方には直々メールにて事情を説明して販売価格を値下げして購入していただこうということにしました。ご面倒をかけしますが、末永く、消費者と気持ちの良いお付き合いができることを信条としての私達なりの対応です。

新茶の時期なので、昨日は他の茶園のお茶も数種類スーパーで買ってみました。
飲み比べをしたところ、我家の手摘み茶は外観◎。また、香りが新茶らしく、それなりの値では売れると思いました。(下の画像参照)

手摘みの茶は当園のみで、他、A社・B社・C社(無農薬)は刈り茶です。それぞれの香りや色、値段に特徴があり、飲み比べるのは楽しいし、茶を直販する農家にとっては大切な研究です。こうして比べてみても舌で味うだけでは手摘み茶が断然美味しいということはありません。(私の味覚が発達していないのかもしれません^^;)それで、消費者の多くが<お茶なら安い方がいいよ。>とか、慌しい時代ですから、<手で摘むなんて時間のロスだよ>と思うのも無理もありません。しかしながら、全て刈り茶でいいと言って手摘みの需要が無ければ、茶摘みの風景は絶滅の一途を辿ることになるのです。そうならないために、採算は度外視で、1日でも昔ながらの手摘みを続けた方がいいと思うのです。

産直は自分で値を決められる自由が与えられている分、個々の商品に対する責任の重さと、信頼を裏切らない品質が求められています。
お茶に限らず、どの農産物においても、消費者が納得して購入できるような生産・販売を行う方針ですが、何分ネット上では試飲・試食ができないのがネックです。
今までは、農産物の収穫前に予約をとっていましたが、これからは農産物の収穫後、その出来具合を見て値段を決めて予約を取っていった方が良いのではないか、と改めて考えさせられました。

(手摘みの風景)
(AYA)

@後記
今年の手摘みの仕上がり具合でがっくりきていたところ、昼に実家から電話がありました。
実家は非農家。
やっかいな娘はとうに嫁に行き、定年退職後、夫婦で悠々自適の暮らしを楽しんでいる。
母「何年か前に送ってもらったやぶきた茶の苗ね~、生垣にしているんだけど
 新芽が出たからお父さんが摘んで、煎ってくれたの。
 それがまろやかで甘~いお茶だったのヨ!美味しかった~~♪」

亡き父が亡霊として出てきたモーツアルトのオペラ、ドンジョバンニの結末を見た思い・・・。

これからは茶苗の販売をした方が儲かるかも。(大汗;)
by mgarden2 | 2007-04-25 22:14 | | Comments(0)

2007年の茶のパッケージ

昨日は茶園の草取りで腰痛になりましたが、今日は草取りを休んだので身体が休まりました。お茶はずっと立ちっぱなしでも元気で羨ましいな~と思いました。

明日1日お茶の手摘みを仕上げまで行い、明後日以降は連日お茶刈りが始まります。
代表は4時起床でマンゴー&ジャボチカバの世話。
5時半に荒茶の出荷。
その後、父と共同で収穫ー茶工場ー荷作り
仕事終了は22時を回ります。

私&母も家事を交替しながら収穫、工場のサポートして家族で協力しながら、
事故・トラブル等無い様気をつけて農繁期を乗り切りたいです。


毎年茶のパッケージが少しずつ変わりますが、今年は刈り茶のやぶきた茶100gには
和風の雅な趣のあるパッケージを選んでみました。
やぶきた茶の深蒸しは甘くてまろやか。飲む方が、美味しい~!と感じるお茶です。
ネットでも販売しておりますので注文をお待ちしています。
(手摘み茶はあと数名のみ4月末まで やぶきた茶は何名でも構いませんが5月中旬までの申込になります)

やぶきた茶購入ページ

(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-23 20:42 | | Comments(0)

アッスーも甘くなりました

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昨年春、当園でアッスーが始めて結実した際、アッスーの果実の大きさや糖度を報告しました。その際、糖度は13度程度であまり美味しくないと書いた記憶があります。今年は2本のアッスーが実をつけたので、熟した実をときどき食べていましたが、昨年よりも美味しく感じられます。色着いてから何日もならせたままおいて食べるのは昨年とかわりませんが、独特のジャボチカバ臭もほとんどなく、すごく美味しいまではいかないまでもまあ美味しいと言えます。2本の内1本はかなり摘果したので、さすがアッスーと思える大きな実が、もう1本はあまり摘果しなかったので径2~3センチとアッスーとしては小振りな実ばかりになりました。画像は4月11日のものです。一昨日この実を全部採って重さを量ったら約2キロありました。糖度はほとんどが16~17度台、昨年はしなびるまでならせておいても糖度はあがりませんでしたが、今年はどういうわけでしょう。アッスーを紹介した文献にも糖度が17度前後まで上がるということは書いてありませんし、なぜこんなに甘くなったのかわかりません。もしかしたら、昨年よりも窒素の施肥量を減らしているのでそのせいかもしれません。果樹ですからそれはありえることです。年内にもう1回は実をつけてくれると思うので、そのときまた味見をしようと思います。(代表)
by mgarden2 | 2007-04-22 20:01 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)

さみどりの茶園

あと1日で茶の芽出し用の硫安撒布が終了します。収穫は3週間ほどかかるので、今日手入れをした茶園の場所を刈るのは5月の中旬になる予定です。
茶工場の掃除も片付き、いよいよお茶の収穫時期に入ります。

今日は静岡市内にある静岡茶市場で新茶の初取引が行われたというニュースが朝早くから、新聞やTV、ラジオなどで報じられました。商談が成立した時に関係者が叩く「シャン、シャン、シャン」の三本締めの音が何度も響き、市場の熱気が伝わります。

画像はふもとにある茶園の様子です。4cmほどの柔らかいさみどりの新芽が揃って出てきました。園は風に揺れてさわさわとそよいでいます。ここは静かで、平和そのものです。


(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-19 20:31 | | Comments(0)

茶工場より

今日の静岡新聞の茶況では、県内産だけでも4.500キロが市中に持ち込まれたと書いてありました。茶摘も急げ急げ、です。
我家はようやく先週末から茶工場掃除を始めています。
工場の掃除、と一口にいっても、去年2番茶を収穫した後、いくつもの機械や、部品と部品の間の数ミリ内のすき間に、10ヶ月かかって積もり積もった埃が溜まっているので清掃が終わるまでに数日を要します。我家でも、一日でも早く柔らかい新芽を摘み取りたいと思いますが、手摘みは半日陰の園地なので、摘み取りは4月24日前後になりそうです。

先日、手摘の手伝いを頼むため、毎年来てくれる農家のグループに電話で御願いしたところ、メンバーの一人。すでに齢80を越すにもかかわらず、いつも元気に下ネタを飛ばしながら茶を摘んでくれた方が膝を傷めて入院中との事。今年は色気無しの作業になるのは確実で、ちょっと残念。。いえいえ、これがお茶の色香に影響しないだろか心配だということです。


今日は無機物に囲まれた工場内の様子で、写真は中揉機を掃除しているところです。
お茶の命が人間の口に入るまでには、機械や人の手による技術の恩恵によるところが
多いのだと思いながらの作業です。
(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-16 22:37 | | Comments(0)

手摘み茶園の芽出し肥料


家の東面にある手摘み茶園を含め、芽出し用の硫安の続きを撒いていました。今日の写真は手摘み用のバラ木から出ている新芽で、一株からまとまってでてくる刈り茶園と違うところは1本1本がのびのびと伸びているところです。一方、山の機械刈り用の茶園の芽は集団で揃ってワサワサと目にせまるように出始めていてこれもまた愛らしいです。
この時期は、1年間の肉体労働の労を偲びながら、来る十八夜を楽しみに最後の古茶を惜しみながら淹れています。不思議と一年前と味が変わらないように感じるのですが、お茶もまた一つ年を取るのかもしれません。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-12 20:57 | | Comments(0)

デラン撒布

みかん園に向かう途中、岡部町旧東海道沿いには、一箇所、冬の間数メートルに渡って丸裸状態の並木が立っていました。今日、走行中のトラックの中から見ると、ちょうどタラの芽の脇から大きな胴芽が生えてきたような葉が、並木の木々からちょぼちょぼと出ていました。よくみると、葉と葉の間から出ていたのは桜の花でした。あのばっさり切られていた樹は桜だったのか。と驚きました。

下の画像は朝比奈川土手沿い。
春霞がかかった桜。

・・・ならいいのですが、
消毒散布中のみかんと桜です。

(画像2)
午後から寿太郎・青島みかん園の防除を行いました。(今日はデラン水和剤1000倍を撒布)今、晩生みかんは数ミリ大の白い蕾が葉と葉に包まれるようにして膨らんできているところです(画像2)。この時期に、黒点病やそうか病の防除を行うとより効果的に薬が効くと言われているので他の農作業や天候との兼ね合いをみながら撒布をしました。
今年は花芽の数が少ないように思いますが、樹が大きくなってきているので寿太郎みかんも販売できるかもしれないと期待しているところです。けれども、甘みがのってこないようならネット販売は来年以降に見送ろうと話しています。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-11 22:30 | みかん | Comments(0)

自園茶研究会会長就任

今日は日頃取引のあるお茶屋で、今年度の取引についての説明会が開かれました。それと同時に、私たち茶農家で組織する自園茶研究会の新役員の紹介、引継ぎがありました。今年度は私が会長です。50代から70代の会員が多い中、一番若い私が会長を引き受けることで、減収減益の続く中、生産意欲の下がっている茶農家の生産意欲向上を計ることができればと考えます。説明会終了後静岡市内、岡部町内の会員の茶園を数箇所視察しました。他人の畑を見るのはすごく勉強になります。一番茶開始まであとわずか、茶農家にとっては茶工場の清掃と機械の整備、家族それぞれの健康管理が現在のもっとも重要な作業となります。(代表)
by mgarden2 | 2007-04-10 22:35 | | Comments(0)

芽出しの硫安


今日から新芽の生長を促すために硫安を単独で撒きはじめました。先日の配合肥料の直後になりますが、営農指導通りの作業で、この時期はどの農家でも大抵、硫安の袋をトラックに積んでいます。今日の写真は防霜ファンが取り付けられている平地の茶園になります。
午前中にはマンゴーのカイガラ虫水飛ばしをやっていました。

ふと、思いました。
茶園に降り注ぐゴミとしての杉の葉は、農作業を妨害します。毎日発生するカイガラムシは取り除くためにとても手間がかかります。何回となく茶の畝を歩いたり、果樹の株の周りをぐるぐると回り続ける作業は単調になりがちで、そんな手のかかる作物に必死に仕える自分は馬鹿じゃないか、と思い込んでしまう時もあります。
けれどもそれらがいなければ、もしかすると、私はこんなに頻繁に作物のところに足を運ぶことはないかもしれません。一見、営業妨害だと思う害虫や障害物は、或いは農家と農作物のつながりを深める役目を果たす妙薬なのかもしれないのです。
それは、私も多くの農家の先輩方が口を揃えておっしゃるように、農作物は農家の足音を聞いて育つのだと思うからです。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-04-09 22:10 | | Comments(0)