高林早生切ってます


今日は台風一過の青空が広がるみかん園から高林早生みかんの紹介です。
見る人が見ればこれできちんと摘果をしたのかと大笑いすると思いますが、いえ、したんです。今年の予定収量の1/3は切りましたが、それでも写真のようにまだ沢山樹になっているのです。早く樹を軽くしてやって一つ一つの実に栄養が行き届くようにしたいのですが、一回の出荷量を多くすると値が下がるので、出荷量を調整しながら市場へ運んでいます。一日に出荷する量や質はほとんど変わりませんが、不思議なことに一日ごとに取引価格が倍以上変わる事もあります。例えば、昨日1kg200円で取引された後、今日は同じ1kgで100円ということです。中身が一緒でも需要が無ければ価値が下がるのですね。それでまた次の日には値が上がっていたりして、毎日ドキドキしてます。スーパーの青果コーナーでは、ある時間になると同じ商品が一日のうちで半額になることを考えるとスーパーの方の勤勉さに頭が下がります。けれども、同じ半額セールということではあるけれど、一時預かりのスーパーと違って生産者にとって農作物は娘のようなものなので、あまりにも安くされると
「家の娘が気に入らないってぇの」(宿場女郎の女将風?)って言いたくもなるんです。

糖度は10~11度まで上がってきていますが、ネットの早生みかん産直受付はもう少し酸味が抜けてきたら始めます。

(AYA)
by mgarden2 | 2007-10-28 21:17 | みかん | Comments(0)
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