マンゴー出荷 終盤


上の写真は今日網の中に収穫されたマンゴーの中の一つです。いよいよマンゴー出荷も終盤に入りました。今年のマンゴーを振り返ってみると、ヤニ果は少なかったものの、果実の下の部分が青いものがほとんどでした。その主な原因は、去年の春から夏にかけてマンゴー全体の葉が黄色がかってきたため今年の春にかけて窒素成分を多めに施したためだと思います。また、梅雨が長引き、日照時間が少なかったことも重なって、色づくのに時間がかかりました。そのようなことで今年は出荷の調整受難の年でした。梅雨が明け、日がガンガン照るようになりだいぶマンゴーの色が写真のように紅くなってきました。
あと百数十個残ったマンゴーは日に日に紅く色づき大きくなっているのがわかります。そして、根性が強いのか、茎を上下に揺ってもなかなか落ちてくれません。なのでこのまま8月中旬頃まで生り続け、毎日少量ずつ収穫・出荷することになりそうです。


ところで、今年は贈答用マンゴーを受け取った方が少しでもマンゴーを美味しくいただけるように願って、プリンター(キャノンピクサス960)を買い、しおりを自作して発送する箱の中に一枚ずつ入れました。幸いにもこれまではしおりについて何のクレームも来ませんでしたが、昨日、お客様からこのような問い合わせがありました。
「御宅で作ったマンゴーが贈られてきたんですが、写真のようなマンゴーの色になるのはいつ頃ですか?」



(ガチョーン・・・!!)です。
プリンターの写真の色がよすぎて実物の色が見劣りしてしまったのです。
そこで「今年は写真のような紅いマンゴーは数が少なく、今、オレンジ~青色のマンゴーは数日置いておいても写真のようにはなりません。けれども、下の青い部分が黄色くなってきたら美味しく食べられます。」と説明をしました。

来年はマンゴーには窒素肥料を控えて色の良いマンゴーを採らなければ、と誓いました。
そして過度の期待をさせないように適正なマンゴーのしおり作らなければ、と反省しました。

キャノン プリンターの名誉のために。
ピクサス960は お見合い写真用には ◎ 。


(AYA)
by mgarden2 | 2007-07-31 21:18 | マンゴー | Comments(0)
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