今日は機械刈り用の茶園ではなく、裏山にある手摘み用の茶園の手入れをしました。
ボウボウに伸びきった茶の茎は八十八夜の頃になると柔らかい新芽をそよそよと揺らし、
いかにも<手で自由に摘んで下さいね>といった風情を醸し出します。
写真で夫が握っている鋏はエンジン付き茶刈り機が出る前にお茶を刈る時に使用した
茶刈り鋏です。刃の片端に茶袋を括りつけてチョキンチョキンと刈った茶がそのまま
茶袋へ落ちる仕組みになっていました。
今では茶葉の殆どは機械で刈り取りますのでこのような道具は滅多に使用することが
なくなりました。
M Garden(AYA)