鶏糞と掛けて ジャボチカバティー と解く その心は・・・

こんばんは♪ AYAです^^

曇り空の一日、風が無く、茶園の鶏糞投入作業には好天気でした。
お陰で山の茶園の施肥は終わり、残すところ、平地の茶園があと半日になりました。
ほっ・・・(´。`

今日は疲れたのでブログはやめてもう寝ようかな~!
と思ったのですが、最近読んでいる本が面白いので少し紹介を・・・。
『香りを創る 香りを売る』(ダイヤモンド社)
創業200年の塩野香料株式会社 代表取締役社長 塩野さんの著書です。
香料の社会的な歴史や調香師達の日々の探求の様子、そしてビジネス産業としての香りの今後への期待など、素人でもわかりやすいように「香り」についていろいろなエピソードを交えながら興味深く書かれています。
その中で、あら・・・。と思った事がありました。
あるユーザー企業からチューイングガムの香りの注文があり、
ブルーベリーの香りを感じさせるのに
「ベリーだけれど梨のイメージで」
という依頼があったということです。
本物の果実のブルーベリーとは少しかけ離れた果実ですが、ガムの中に梨のようなみずみずしさが感じられる味を追求したいという食品会社の意図は、私も納得できるものでした。

去年の暮れからリニューアルしたジャボチカバティーも、
ジャボチカバのフルーティな香りが楽しめるようにアレンジを重ねてできたものです。
このティーの基になったのが、去年春、増井シェフ(レストランヴァニラのオーナーシェフ)からの提案レシピ「ジャボチカバのアペリティフ」です。
私としては、ジャボチカバらしさが感じられるいいドリンクだと今でも思っているのですが、
お客さんからの反応がいまいちで、やめてしまったメニューの一つです。
これは農園での提供の仕方に問題がありました。
ジャボチカバをソーダで割っているので「ジャボチカバソーダ」だね!
・・・そのネーミングで出したのが良くなかった、、。
これは、質の良いレストランで、コース料理の前に、
きちんと「アペリティフ(食前酒)」として出せば
お客さんも喜んでいたに違いないだろうな。。。
と思います。

その失敗はあったのですが、ジャボチカバのコンフィチュールにフレッシュなジャボチカバ
を混ぜて一つのドリンクを仕上げるという発想は、ジャボチカバのドリンクを開発する上で
大きなアドバイスになりました。
(ジャボチカバティーは、増井シェフのアドバイスから発展させて今に至っています。^^)
去年よりも更に収穫量が増えた現在、週に一度であれば、ティーに使うジャボチカバが確保できるようになりました。
今年はジャボチカバティー。更にジャボチカバジュースへと・・・
農園で出すにふさわしいドリンクを作っていこう!と思いながら、
香りの本を読み終えました。

で、昨日代表が掛けた謎かけが途中のようなので、
肥料を振りながら続きを考えてみました。

鶏糞 と掛けて ジャボチカバティー と解く
そのココロは・・・・

どちらもwebで香りをお届けしたい。

鶏糞の香りもいいものです (へ_へ)
by mgarden2 | 2013-01-16 23:52 | ジャボチカバ加工 | Comments(0)
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