結局ぽっぽは一晩鳴きもせず動きもせず、梁の上の同じ場所で朝を迎えました。
20時間以上じっとしていたことになります。
弱って落下してくるのではないかと心配になりました。
そんな心配をよそに朝7時ごろ活動開始。
とにかく逃げなければ!
そんな気持ちだったんでしょう。
天井裏の一番高いところに南北格子状の換気口があるのですが、暗い天井裏の中で唯一明かりが差し込むその場所に向かったようです。
100年以上煙に燻された天井裏に登るために長袖、帽子にマスクといういでたちで梁に梯子を掛け、とりあえず天井裏に登ってみると、土間から見えなくなったぽっぽがいました。
妻撮影。
私は下から二段目の梁の上。
なぜ床のない梁の上を歩けるかというと、我が家の屋根裏には製材された木材が梁から梁へと山のように積まれていて、その上を歩くことができるからです。
ぽっぽは南へ北へ飛び回り、暗くて梁に頭をぶつけながらも三段目の梁や四段目の梁に停まり私から逃げます。
素手で捕まえるのは到底無理・・・どうしよう?
懐中電灯であたりを物色。名も知らない農機具ごろごろ。カゴ類もたくさん。桑の葉を入れたであろう大きなザル。柄の付いたミ(?)。穴の開いたビクが使えそう。
ぽっぽは明り窓というか通気口のある南北を往復するだけ、暗い東西には飛びません。梁に停まったぽっぽに近づきビクを構えました。
暗くてぽっぽには私の持ったビクが見えなかったようです。ぽっぽが飛び立ち南側の明り窓に向かったところを捕獲しました。
こんなに元気になったのだからもう大丈夫。
果樹ハウスまで連れていき「もう来るんじゃないぞ!」と言い聞かせて放しました。
その飛びようといったら、昨日の朝私の指に留まって餌をつついていたぽっぽとは別人(別鳥)といった感じで、ほんの数秒で見えなくなってしまいました。
鳥の次は・・・アマゾウ。
爬虫類も診ます。(笑)
アマゾウ毎週子供たちに遊んでもらって泥んこになるのは当たり前。いつだったか後ろ足を骨折したけど無事回復。
実は一ヶ月ほど前から左目が行方不明。探したけれど見つからず。
そんな訳で今日外科手術を。
クリの小枝、ナタ、ノコギリ、カッター、ノギス、電動ヤスリを使って無事復元できました。
色はまだ塗っていません。(代表)