その名は”abobura-menina”

おてもやん・・・という熊本の民謡の唄のくだりに、

春日ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃあて
花盛り・・・ 花盛り・・・

という歌詞があります。
意味もわからないまま、学校の帰り道やお風呂の中で歌っていました・・・。
今日は、長年、ひそかに歌い続けて来たおてもやんの歌詞の意味が解明しましたので、
その報告を兼ねてカフェ便りを書こうと思います。

昨日は農園カフェ閉園間際になり、日系ブラジル人の横山さんが家族を連れて久しぶりに訪ねてきてくれました。カフェに来られたお客様なら目にされたこともあるかもしれません、ポルトガル語で書かれた農園案内地図を製作してくださった方です。
「ジャボチカバを始めたら、きっと訪問を希望するブラジル人が沢山いると思うので、
彼らが迷わないように地図をつくりましょう。」
そうしてボランティアで地図を書いてくれた方です。
奥様はイタリア系のとても美しいブラジル人で、日本でブラジル野菜を沢山作っていらっしゃいます。

昨日はレタスやタピオカ芋、ケールなどの他、見たことのないカボチャを持ってきてくれました
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この姿が代表に大うけ!(・・・失礼しました・・・・)
岐阜高山の宿儺かぼちゃにも似ていますね・・・。

その名は”abobura-menina”。
ズッキーニが生長して完熟したものだそうで、
サイズを測ってみたら長さが72,5cm重さ4,5キロ(巨大!!!)
カロティンやビタミンBが豊富で栄養価値も高く
ジャムにすると美味しいらしいのです。
ブラジルで呼ばれているabobura-menina(ポルトガル語)は
アボブラ=カボチャ メニーナ=姫
日本語にすると姫カボチャと呼ぶのか、カボチャ姫というのか、
想像力の乏しい私には、
「どこが姫なの~??」
という印象です。

カボチャの語源はカボチャがカンボジアから伝わったから、ということは聞いていましたが、誰が伝えたのか知りませんでした。そこで、食材事典で調べてみてみると、「1541年大分に漂着したポルトガル船が大名の大友宗麟にカンボジア産のカボチャを贈ったため・・・」と書かれてありました。
あ~!それで九州地方ではかぼちゃのことをポルトガル語のaboburaに因んで
ボウブラ。。と呼ばれてきたのですね。
カボチャには何種類もありますが、ブラジルと、九州とで、ポルトガルの共通語、
ア・ボウブラ~~ってことだったのですよ。(ちょっと苦しい・・・)
という訳でおてもやんの歌詞に出てくる春日ぼうぶらというのは、
春日町のカボチャということだったのです。
花盛りの様が目に浮かびます。
(ご存知だった方にはつまらない謎解きだったでしょうね^人^;)


さっそくジャムにしようと思いましたが、
あまりにも立派で一人で調理するには恐れ多いので、
来週のカフェで1日展示することにしました。
そして、展示後は欲しい方にカットしておすそ分けすることに決めました。
夕方まで展示をして、日が終わる頃に切り分けます。
調理人の方も、種が欲しい方も、是非見に来てください。
お待ちしていますね。

(AYA)
by mgarden2 | 2011-11-28 20:52 | Cafe Jaboticaba | Comments(0)
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