秋晴れのお出かけ日和になりました。
実(四季なり)が沢山なっていたので訪れたお客さんは楽しめたのではないでしょうか。
小葉系ジャボチカバ(サバラ)は12月下旬の収穫になりそうです。
在日ブラジル人の方からは”(ブラジルでよく食べた)ジャボチカバはいつなるのか”と、電話で問い合わせがありますがお待たせして申し訳ありません。今年の夏の酷暑でジャボチカバも体調が狂ってしまったようです。ブログでお知らせする手段しかないのですが、収穫時期が来たら情報を更新しますね。
今日のカフェメニューの一押しは新作のベイクドチーズケーキです。
ジャボチカバの砂糖漬けを細かく刻んでチーズケーキの生地に混ぜて焼き上げています。
クリームチーズとサワークリームがたっぷり入った濃厚な味と、
ジャボチカバの独特の味が合っているように感じました。
昨日書き忘れましたがパンナコッタも作りました。
今週はジャボチカバのジュースが濃かったので渋みがある
大人向けのゼリーがトッピングで乗りました。
ゼリーの配合はいつも同じですが、毎週ジュースの煮詰め具合で
ビミョウにゼリーの味が変わります。
他に、ジャボチカパイ、ジャボチカバのクランブルケーキ、ジャボチカバジャム
ジャボチカバアイスもお客さんに概ね好評でした。
購入していただきありがとうございました。
ジャボチカバ&ヨーグルトのシフォンケーキはヨーグルト+レモンの酸味に
ジャボチカバの味が負けてしまうように感じられ、販売は止めました。
ジャボチカバの実をシフォンケーキに入れても生地の色が変わらないことがわかったので
何かよい相性のシフォン生地ができたらブログでも紹介したいと思います。
今日のお客さんの写真の一枚は、、
もうすぐ5歳になる年中さんのYちゃん。
東京からご両親と一緒にジャボチカバ摘み取り体験に来てくれました。
最初はどうやって収穫するのか考えていましたが、お母さんに教えてもらって摘まんでいました。
簡単にポロッ、、と採れて喜んでくれました。
とてもいいお顔で私達まで嬉しくなりました。
ハウスへ入って来た時は初めての場所でおとなしかったYちゃんですが、
デザートも食べて、ハウス内のバナナやいろいろな植物をみているうちにすっかり笑顔に。
大きくなったらまた是非遊びにいらしてくださいね。
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今週末、静岡新聞夕刊の”窓辺”コーナーで鈴木郷史さん(ポーラ・オルビスホールディングス代表取締役社長)が興味深い話を書いていました。現在は東京藝術大学美術学部デザイン科の客員教授として教壇にたつこともあるそうです。その中で、デザイナーの卵たちに主張していることがいくつかあるそうです。
・デザインとはデザイナーの仕事であって、色と形に創意工夫を加える作業だと思われているが、本来、社会 に潜む問題を発見し、誰も考えつかない方法で解決していくことこそデザインだということ。
・企業に与えられた命題は、新しい価値を持つ商品やサービスでもって社会貢献すること。そのために人・物・情報といった多様な資本を組み合わせ、どんな場所で、どう活用するか、という一連の流 れを計画実行することが経営だ。その計画の過程で、環境分析をし、ビジョン・目標・組織図・工程表・スケジュールを綿密に描く、つまり、デザインするのが、自分が考えるデザイン思考に根ざした経営だ。
農園Cafe Cafe Jaboticabaはカフェを装っていますが、実際は農地の一部です。
土地をどのような形で活かしていくのかは、私達のデザイン思考が問われているのだと
改めて考えさせられた記事でした。
農園カフェに何が求められているのか。
農園カフェで出来る可能な取り込み。
その中で私達が実行できること。
限られたことしかできませんが、開園2年目に入り、
新たな目標を持って実行していきたいと思います。
今夜はこれから今日余ったジャボチカバの洗浄・加工作業がありますので、
明日その取り組みの第一歩を紹介いたします。
(AYA)