害虫駆除

今日はこんな器具を使って農作業を行いました。

わっかで繋がれた2本の棒に見えるものです。


1本はドライバー。
もう一本は針金の先を数ミリ曲げてあるもの。


この器具は、毎年8月、みかんの樹に卵を産み付けにくるカミキリムシの幼虫を駆除するために使います。上の写真の樹は、すでに幼虫に蝕まれて木屑が出ていますが、木屑が出ていなくとも怪しそうな、幼虫がいそうな幹の部分をドライバー状にした針金でつつき虫がいないか調べます。虫がいる場合葉それで樹皮をこそげ落とし捕獲しますが、穴を掘って幹に潜りこんでいる場合は、針金の先端をファイバースコープのように上下左右少しずつ動かしながら虫がいる場所を探し捕獲します。このみかん園には寿太郎みかん・青島みかん合わせて100本ほど植えてありますが、今日捕獲した幼虫は50匹ほどでした。父が捕獲したものも合わせるともう少し捕ったかもしれません。

(AYA)
by mgarden2 | 2010-08-10 20:59 | みかん | Comments(0)
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